第53回暇つぶし杯

バレーボール観戦と山旅と湯の記録

FINAL 4 島津アリーナ京都 1日目

バレーボール観戦と旅の記録

 

2022-23 V.league division 1 MEN

FINAL 4 島津アリーナ京都

2023.04.8-09

 

●1日目 島津アリーナ京都 V.league FINAL4観戦

ウルフドッグス名古屋vs堺ブレイザーズ

パナソニックパンサーズvsサントリーサンバーズ

〜亀岡STAY

 

0日目の記録 

前日は滋賀県で過ごし京都に移動すると、ゴールデンウィークの京都は観光客でごった返し駅の案内も見えない程。

特に何もせずこの日は会場へ直行。

寂しい客入りだな…

 

パンサーズのファンなのでパンサーズ目線で。

両チーム整列。

ん?おや?1,2,3,4,5,6…14人いる!いるけど!クビアクいないやんけ!!!というザワザワから始まった。

 

まーいないのは仕方が無い(物分りはいい方)

パナソニックパンサーズ スターティング7

深津オミ−大塚−エバデタン−清水−山内−仲本 L伊賀

大塚はクビアクの対角に入る場合5番(OPの隣)に入りますが、クビアク不在で2が大塚、5仲本。

仲本頼んだぞ!

仲本はこういった星の下に生まれてきた。

2020-21 ファイナル3、船橋アリーナ。ウルフドッグス戦。試合中にクビアクが不調を訴え離脱。交代して入ったのが仲本だった。このゲームこそ落とすが直後に行われたゴールデンセットというワンチャン勝負をもぎ取りパンサーズは決勝に駒を進めた。

この時の仲本のスパイク決定率は7打数無失点6得点85.7%。仲本様々の活躍。

https://www.vleague.jp/form/b/26667

福澤パリ海外赴任の末チームに戻らず、福澤不在の間クビアクの対角を努めた久原翼は不調離脱の末、引退。そこでお鉢が回って来たのも仲本だった。

この2シーズンはスーパールーキー大塚が大学と行ったり来たりしてる関係で、大塚合流後はポジションを奪われる形に留まり、何となく順調に出世しているように見えないのが残念だが(^_^;)、即戦力のスーパールーキー達にはない仲本の武器は、後衛のディフェンス面でクビアクを再現できる点にある。パンサーズには大砲がいない。元大砲の清水はテクニカルゴリとして活躍中。ハイッセットを上げておけば決めてくれる剛腕打者はいないが、今のパンサーズの強みは3人のフロアディフェンスが美しいハーモニーを奏で、トランジションから複数攻撃で得点するところにある。

計画的スタメンではなく、現場指導でクビアクとハモれるレベルを要求され叩き込まれた仲本は当初こそ「どうしたらいいかわかりません」と顔に書いてあるようなウルウルした目でクビアクを見ては、クビアクにあっちに行けこっちに行け(ゲーム中のポジショニング)とアゴで使われ、ボヤボヤするなお前が迷えば周りが迷う!と雷を落とされる事もしばしば。そうして体に染み付いた黒猫印のフロアディフェンス。

この日はクビアク不在の中でパンサーズは本当によいゲームを展開した。

 

相手はOPにムセルスキー、MBポンちゃん、OHアラインと攻撃手各ポジに外国人を配置のフルメン。馬力も高さも相手に部があるように見えるが中堅核の仲本、実はまだ内定の大塚が穴を束になって固めた集成材のような強さで支えた。

実はまだ内定の大塚が、ベテランの深津や清水にさえ別け隔てなくピタピタとボディタッチをして群れを意識させる。大塚仲本の2人は意識して賢明にパンサーズは最強であると誇示していた。

逆に見た目通りベテランのオミ、持ち前の顔面の良さに世界ベスト8の一線で熱い経験をして戦う男の顔になった山内、そして清水らベテラン猫ズが精神面を若手に支えられて自分の仕事に専念しているようにさえ見えた。

序盤でリードされてもブレイクのチャンスで連続得点。

第一セットから息つく間もない31-29の大接戦で惜しくも落としたが、クビアク不在でこれだけできる相手に慌てたのはサントリーさんの方だと思う。第二セット第三セットをパンサーズが取り返し、勝機は完全にパンサーズの手にあった。

が、悔しいいいいい。勝てた、サントに勝てた!第4セットで大塚が負傷退場。交代した垂水はVリーグデビュー。攻撃面で自分に上がったボールのショットこそ決めたが、パンサーズの生命線である完成されたトランジションのグルーヴを再現するには準備が無さすぎた。この内容で垂水の評価をしないと思うけど、垂水のポテンシャルはこんなもんじゃない。

ああ悔しい!

31-29

22-25

23-25

25-22

15-9

B票

https://www.vleague.jp/form/b/28245

●宿選び

首都東京で生活しているので、わざわざ旅に出て鉄筋コンクリート高層ホテルには泊まりたくない、この手の大型ホテルはエレベーターが長くファミリー層、ツアー客が多く賑やかで人との接触も多くそれが自分はストレスになるとわかっているので避けている。

 

書いたものを見返すと完全に老害のイチャモン。

 

色々な旅の型を経験をして、予算の中で何を優先して自分がどんな旅をしたいか絞れるようになった。明日は早朝から愛宕神社に登るためホテルでは寝るだけ。アクセスと値段だけで亀岡駅から徒歩で30分以上かかるビジネスホテルを予約、それでも写真で見るとシングルルームは危険を感じツインにしたが、まあ酷いもんだった(失笑)壁紙はヤニだらけ(自分も喫煙者なのでしょうがない)、部屋のドアは丸ノブに鍵を差すタイプで悪い人なら簡単に壊せる。お湯を沸かす電気ポットはあるがコンセントがテレビの横にしかないため、ポットを置くとテレビが見えない。フロントは…まあ色々。

久しぶりだな…こういうホテル。パンサーズがああいう形で悔しい負け方をしたせいもあり不満が爆発。リネン類はクリーニング済で清潔だったおかげで文句をいいつつも熟睡(失笑)

 

翌日に続く