枚方パナソニックアリーナ④2020.10.17ー18

パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
V.LEAGUE2020/21 開幕第2戦
パナソニックパンサーズvsFC東京
2020.10.18



物販の待機列にソーシャルディスタンスを促すピクトサインは選手の足のサイズ。足形を型どったハリウッドのチャイニーズシアターみたいですね(?)


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こうしてコロナ禍でもゲストを楽しませてくれるホーム運営に心が温まりました。




比叡山ハイキングを終えパナアリに到着した頃は公式練習も始まってました。
起きてから9時間以上経ってる…。

気分はナイター観戦です。


昨日は開幕戦の何かを期待して午前中の開場時間に到着しましたが、特にやることもないですし、感染リスクが高まるだけなので重役出勤で十分です。こんな小言は言いたくないですが(でも言う)、前日のアリーナ席では常連のおばさんグループにわいわい賑やかに視線の前を塞がれてストレスが溜まるだけの時間帯でした。


今日は2階サイドスタンド席。2日連日観戦をする時はエンド席とスタンドサイド席の両方で観戦します。
エンドは臨場感、スタンドサイドは9m×18m全てが見通せ両ベンチの様子も一辺に視界に入るので好きです。



前日のヒーローインタビューでマイクを向けられたパナソニックパンサーズの清水と主将の深津オミがこんな事を言ってたような。
「思ってたより相手のセンター線に決められたので、準備して明日に備えたい。」

その通り、デビュー戦で65%と高い決定率を叩いたルーキーミドルの武藤は、第2戦で31%と抑えこまれましたとさ。

開幕戦B票
https://www.vleague.jp/form/b/25718

第2戦B票
https://www.vleague.jp/form/b/25719

結果は前日と同じ3-1。開幕シリーズはパナソニックパンサーズの2連勝という結果になりました。
帳票から読み取れる初戦と第2戦の違い。ここでご注目いただきたいのが東京のレセプション受数。
セット数は2日共同じ1-3です。

①初日
OH2迫田 50 ←ココ
OH5佐藤 20
リベロ古賀 12←ココ

②2戦目
迫田 32←ココ
リベロ古賀 29←ココ
佐藤 13

初日は得点源の迫田を揺さぶり足を止める意図だと思うけど、「相手のセンター戦を対策したい」と言った2戦目は、リベロの受数が大幅に増えた。TV解説俊一川合なら「リベロを狙ってはいけません。リベロは守備の専門ですから」とドヤ顔でダメ出しされるとこですが、そうかぁ?なんか意図があるんでねえの?と思っています。

第2戦では真ん中のポジションにサーブを狙い前衛のサウスポーミドルの死角を狙ってたんでしょうか?わかりません。誰かティリに聞いてきて欲しいですね。わかりませんがそれは東京にとって収穫です。こうしたら、こうされる。相手の次の手が拾えた。武藤、久しぶりに負けて(大学は最強早稲田)勉強になったろ。←エラソウ。
前日使えた突破口が使えなくても、マークされてもなぜか死なない二年連続スパイク王の決定率お化け栗山(初日76.5%、2日目61.1%)や、佐藤望実の思い切りのいいオープンスパイクで食い下がりましたが、やはりサイドの火力に圧倒的な差がありました。
火力負けを補うためか手塚が投入されましたが、クビアクのサーブでぶっ飛ばされるというお家芸を披露。V.LEAGUE開幕してくれてありがとう。これが僕たち私たちの日常。直後に古賀太一郎もぶっ飛ばされ、いい試合運びをしてもクビアクの一撃でまとめて4連続奪われる安定の試合運び。


「敗れはしましたがFC東京はいい試合をしました」佐々木太一氏が解説席に座っていたらそうコメントするようなゲームでした。


個人的に、それを聞くのはもううんざりなんです。「いい試合をしても負ける」と、そう結論付けられていそうで、そうじゃないだろよと。(屁理屈。モンスタークレーマー)


ただ今日は例年より少ーうしだけ「負けはしましたが」以上の次に繋がる明るい感触が3つありました。

①セッター。これまでは勝負を決めるセット後半に乱調しゲームをぶっ壊しサイドを生かせる山田に交代させられることもあった(偏見です)手原が、この開幕シリーズでは「そろそろ乱調」フラグが立っても乱調せず、ボールが指先から離れると力の抜けた質のよいセットでルーキー武藤をアシストしました。
わたしもわざわざ比叡山から県境を跨ぎ、手原の出身地・滋賀県へ行った甲斐があったというもの。(後付け)

②OH
迫田183,佐藤184,長友180
ちっこいのお。でも悲観する事はない。
最後の昭和生まれV1リーガーである手塚のように、上背があり馬力のあるOHはオールドスタイルになりつつある。平成生まれのOHは余所に目を移しても守備が上手く次の行動が早い。平成生まれは大学を卒業していきなりカジースキのサーブを返せた。
潮目の世代にあたる東レの星野あたりからパスヒッターの活躍が目立つようになった。その流行りに乗ってディフェンス力を上げここにフィニッシュを任せられるペキが合流したら勝てるぞ今季はと期待が膨らんだ。(反省しない人)
またミドルには学芸印のブロック力を持つ井上仁、デカイだけの癒し系・加賀-衛藤の地盤を継いだ小田嶋も力をつけていて誰が出ても遜色はない。


古賀太一郎コーチの加入


「我々は日本一のディフェンスを手に入れた(ドヤ顔)」智将アンディシュ・クリスティアンソン監督就任2年目、初優勝の前年にトレトレトレフェルサで誇らしげにニヤリと成果を語ったのを覚えている。


コンセプトを貫いた3年目、これは合成初戴冠当時の記事


国内リーグは代表選考会ではない。リーグに集まるチームとの対戦で、どれだけチームの競争を楽しめるかだ、と私は思う。


クリスティアンソン就任1年目2年目のコンセプト修行中には「負けはしないが勝てないバレー」など心無いバレーファン(私だ)に揶揄され、3年目で優勝しても相手チームから「イゴール1人に負けた」とか、翌年に王座を明け渡した際には「うちにも得点の半分以上を叩いてくれる外国人がいればラクですけどw」なんて当時の揉み上げの長い某監督(現GM)に嫌味や皮肉を言われ続けた記憶です。


言ったやつらの頭が悪いだけですけど。(大声で)


何が言いたいかと言うと「負けはしましたがいい試合」をするより、嫌味や皮肉を言われながら遠回りしてでも色気を出さず、地道に『俺たちはこれで勝つ』というコンセプトをせっせと貫いた方が明るい未来を迎えるんじゃないかと、この顔ぶれに古賀太一郎のコーチ就任はドンピシャなのだ。

コンセプトって何ですか?


世界標準ではありません。


Vで上位を狙うなら、世界標準通信簿でオール5を取ろうとして中途半端にオール2を取るよりも、OHのバックアタックすら捨て、トータルディフェンス通信簿とつなぎ通信簿で4以上を取ることにしつこく時間を割こう。クリスティアンソンはジパングに来て上背はない平たい顔の民族を見て、このチームがジパングのTOPリーグの頂点に立つためのコンセプトを決めたのでしょう。豊田合成の初優勝は感動的でした。
フィギュアスケーターが1年通して1つのシーズンプログラムを完成していくように、ボールへのアプローチステップ、全身のバランスを使ったパス、パスから次は何に反応するべきか、考えながら体を準備する。


古賀太一郎はそのトレーニングとアイデアをチームにもたらすためにコーチ兼任で招かれたんですね?(思い込みと書いて脅迫と読む)古賀太一郎の加入によってレシーバーに起用された橘も、後半に佐藤望実と交代してコートに入る事でチームのディフェンスの勢いを高めていた。


言いたい事を言い始めると話しが長くなるので、お風呂にでも入ろう。


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京都駅 新幹線改札のある八条口からすぐ近くにある銭湯・大正湯です。

フルセットにもつれ込むかも、という淡い期待と、ただ単にツアー価格の差額なしで取れるのぞみが20時台だったので、時間はたっぷりある。このたっぷりある時間で京都の旅を満喫しよう。

泉評はこちら

こんな風にフラっと地元のお湯文化に親しむために温泉(銭湯)グッズはいつも持ち歩いています。



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NO.9今日の靴箱は大ちゃん。

ここも京都銭湯文化の期待を裏切らないぐっと胸を捕まれた味わいのある銭湯でした( ´∀`)ターミナル駅に近いとあって旅人が訪れることも多いのでしょう。「脱衣場でキャリーをゴロゴロさせると床が痛みまっせ」的な注意書きがありました。わたしはバックパッカーなのでキャリーは使いませんが、キョロキョロしているよそ者に地元の方がロッカーや脱衣場の使い勝手を示唆してくださったり、人もお湯もあたたかった。「あーいいお湯」何度も口に出た。ここでもマッサージ湯→サウナ→水風呂→マッサージ湯→の3セット。朝からハイキングしてバレー観戦した疲れが取れる。ほえー。京都の銭湯評価が上方修正されました。

あがった時は真っ暗。お風呂でサッパリしたらお腹が空いた。
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用意周到な私はお風呂に入る前に、前日の情報収集に味をしめてTwitterに「美味しいものをガツンと食べたい」とドロップしました。

お風呂から上がるとしめしめ()人の多い京都駅を反対側へ越えずに八条口の飲食店街「みやこみち」の東洋亭という洋食屋さんをリコメンドするリプライがありました。ツイッタランドには八百万の神がいる。


反省しません。

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トマトサラダ。まるごとトマトの下に添えられた濃厚なドレッシングソースが美味しいこと美味しいこと。降参。ごめんなさい。




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ホイル包みのハンバーグは季節メニューのきのこ添え。ここでもガツンとした濃厚なソース、大地の味が香ばしいジャガイモのオーブン焼きを赤ワインでいただく(>_<")ふわー美味しい。ごめんなさい参りました。

美味しそうに見えないのは写真のせいです。

1人で考えていたらガツンとしたもの→カツ丼くらいの発想だった。ガツンとしたソースと重めの赤ワインは全てが満たされた味。
このディナーをさらに美味しく頂くため、比叡山に登り観戦し銭湯に浸かったと言っても過言ではない。




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イマココ

今回のエクストリーム観戦も大変たのしめました。またどこかの街へ行こう。

Twitterでかまってくれたバレーファンの皆様、ありがとうございました。

お風呂にも入ったし後は寝てても品川駅まで運ばれるだけ。

ちなみに、東洋亭がとても美味しかったので東京に出店していないかと後で調べたら品川駅駅前に店を構える「つばめグリル」の味を公式に継承したという事実を知りました。

おしまい。

枚方パナソニックアリーナ③2020.10.17-18比叡山ハイキング編

鎮護国家
仏法により国の安泰をもたらすもの


まさか自分が生きてる世で人々が疫病に苦しめられるとは。


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パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
V.LEAGUE2020/21
パナソニックパンサーズvsFC東京
2020.10.18


2日目

エクストリーム観戦です。
京都側から比叡山に登り、県を跨いで滋賀県の琵琶湖方面に下山し、大阪枚方パナソニックアリーナ1400試合開始を目指します。
エクストリーム観戦とはエクストリーム出勤にヒントを得て、観戦前にどれだけのアクティビティを詰め込めるか、という趣味です。


4時起床。ホテルのティファールでお湯を沸かしてる間にシャワー。
ホテルの部屋で持ち込みモーニング
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ホテルのモーニングが始まる時間より早い時間に出発するので、旅先にはアマノフーズのドライ味噌汁を持ち込みます。
昨日の居酒屋で食べきれなかっただし巻き玉子と京都伊勢丹で買ったパン。十分なエネルギー。美味しい。

山でコーヒーを飲むために沸かしたお湯を持参のポットに詰める。この朝のルーティンで山登りのスイッチが入ります。


服装は登山ウェア。メリノウールの長袖+メリノウールのTシャツ、タイツ+短パン。メリノウールは汗冷えしないので一年中登山で着ています。スニーカーやカジュアル着でもも登れますが、体育館履きとカジュアル着でやるバレーとシューズとウェアでやるバレーではどっちが高いパフォーマンスを実現できますか?ってことです。街移動ではコートを羽織って山人感を消します。


説明ぽっい書き方をしているのは、わたしに影響されてエクストリームV.LEAGUE観戦を始める人がいるんじゃないかという目線(いません)


何だかんだモタモタして(定例)
6時前にホテル出発、バスで出町柳駅→叡山鉄道に乗り換え登山口のある修学院駅へ向かいます。四条の宿泊先から約40分。




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0630陽気な叡山鉄道車両

修学院駅を降りて線路を越え、大きめの通りを左へ、川にあたると、、道路に地図や道標もあり迷うことはありません。


0645目指す山が見えました。
848m 東京なら高尾山くらい。
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「目測2時間半」
山の傾斜や距離の目測でおおよそ当たります。




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0700登山口。
コートをリュックにしまいマスクを外し、ストレッチをしてクライムオン!



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登山口から3分も歩かないところで登山道が土砂崩れで崩落してました。
そうきたかー。
ちょっとたじろぎましたが特に問題なく通過。



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鎌倉の「切通」に似た両側が崖のようなハイキングコース。姫を寺に隠すための籠が走り、そうはさせるかと崖の上の森の中を平行して隠密部隊が追ったのでしょうか。わかりません(歴史音痴)。
歴史ロマンを感じますね。(ただの妄想)



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古いお地蔵さん。お顔が壊れちゃっています。この後の山道でもお地蔵さんをいくつもいくつも見かけます。お地蔵さんは戦国時代に亡くなった大勢の名も無き地元民の供養のために置かれたそうだと後で聞きました。



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0740 現代では京都一周トレイルがブームのようで、こうした道標がいくつもあり道迷いの心配はありません。



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崖崩れも京都トレイルが見守ってくれます。ブームの恩恵。

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0815 それほど高くない標高で雲海が見れました。京都市街は雲の下。ここまで誰とも出会わなかったのでマスクからも解放され、気持ちいいー。
景色がいいのでここでコーヒーブレイクとしましょう。背負ったミニ羊羮を1つ減らします。



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ロープウェイ比叡山山頂駅
つまり京都からロープウェイで上がってこれます。




休憩ポイントで堺市からお越しのトレイルランナーのおっちゃんとおしゃべり。おっちゃんのリュックからこの本が出て来ました。


山では誰かとすれ違う時は老若男女問わず「おはようございます」「こんにちは」「お天気で良かったですね」と挨拶をするのが常識。自己紹介もせず会話が始まるのが山の常識「こんなに景色がいいとは思いませんでした」「ここは初めてですか?」街や山登りをしない人から見ると少し不気味なようですが、山ではアタリマエの作法です。

煩わしい人付き合いから疎開するようにソロ旅、ソロ登山を好みますが山ではいつもこうして出会った人とおしゃべりが弾む。コロナ禍でもお互いノーマスクだったのでソーシャルディスタンスを保ちタオルを噛みながらでしたが、この旅で唯一の話し相手となりました。

おっちゃん「どっから来はったんですか?」
わし「東京から来ました」
おっちゃん「はー東京から歩いて山越えて」
わし (くっそ。これが関西か)。「おっちゃんはどこから?」
おっちゃん 「堺から、大阪の堺市ってとこから」
わし 「!!あー新日鉄の!堺ブレイザ…」
おっちゃん 「(被せるように)この本読んで昨日は26kmも歩いたんですわー、この本知ってます?」



次に枚方に来る前にこの本を買おう。


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コーヒータイム。
登山口から1h40。順調です。0900延暦寺へ向け出発。



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ちょこっとだけ紅葉していました。紅葉のピークは例年11月中旬とのこと。まだ早かったかな、と思うワカイコもいいものです。何の話。


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栗山


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0940 かなりの樹齢がありそうな大木。この辺りはもう世界遺産延暦寺のエリアです。
エクストリーム観戦ぽくなってきました。参拝券を買って比叡山東塔地域へ進みます。延暦寺は敷地がとても広く、いくつかのチェックポイントで入場券(拝観券)のチェックがあるので、パナのファンクラブ特典のチケットフォルダーを取り出します。



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わーい国宝ー世界遺産ー。寺のテーマパークだー(・∀・)
とこの辺りまではまだ登ラーの気分でした。




↑ここです。古いもので800年代に彫られた歴史的にも芸術的にも大変貴重な仏像がギュウギュウに所蔵されている国宝殿。ここで大幅に予定が狂いました。仏像沼は嵌まると大変な事になると聞いていたので警戒心を高めて足を踏み入れました。


仏像の姿は見る者の心を映し出すそうです。


そういう説教は好かないのですがね。おまけに不動明王は年を重ねるごとに目を反らしたくなる存在になってたんですが、ちょっと特殊な状況(エクストリームバレー観戦のネタに鎮護国家)だったせいか、ある不動明王の前でフアっと気持ちが浮くような感覚になりカッとチャクラが開きました。怒りの表情で餓鬼を足で踏み潰す不動明王の姿が、自分の中の煩悩や怠け心や、流行りの疫病を踏み潰しているように見えたのです。

宇宙だ。

危険だぞ仏像沼。とっとと出よう。そう心を急かせても仏像から目が離せないんです。祈る事で疫病を退治できるなら祈ろう。
自分は何を欲しているんだろう。
自分はどこから来てどこに向かうのだろう。



「東京から歩いて山越えて」



当初は比叡山登山が主目的で延暦寺は建物の外観だけ眺めて下山する予定でしたが、この寺の一大テーマパーク全てを巡り仏像を拝みたい、仏像の話しが聞きたい衝動に駆られてしまいましてねー。




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出鼻を挫く。メインの根本中堂は修繕工事のため体育館のような建物にスッポリと囲まれています。

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修繕中の根本中堂の屋根を上から。
鉄骨の足場が組まれ、貴重な修繕工事の内部見学ができます。建築好きが疼きました。写真は根本中堂の屋根瓦の木造下地。これをコツコツと現代の大工さんが手作業で造作しているんですね。人間って凄いな。



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福澤少年のジャンプ力は京都の寺の急な石段を駆け上がるトレーニングで培われた、って春高に出場した際のプロモVで繰り返し見たような石段。多くの参拝客は見上げているだけでしたがわたしはルンルン(死語)で登ります。




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石段の上の文殊もんじゅろう。
この中にも狭くて両手で手摺を握って腕力で登り降りする急な階段があり、足を踏み外せば一生使えるネタになります。参拝客の皆さんは声に出してヒーヒー言ってました。が登ラーのわたしは一瞬でした。


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足早に延暦寺東塔を巡り、手原の出身地である滋賀県へ下山です。

海だーー(定例)
琵琶湖です。

(試合開始に間に合うのでしょうか)



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日本一長いケーブルカー、坂本ケーブルで日本一の湖・琵琶湖方面へ降ります。30分おきに運行されており当初の計画では1030に乗る予定でしたが、この時点で予定より軽く一時間のディレイ。
ケーブルカーの出発を待つ間に琵琶湖を眺めながら4杯目のコーヒーを飲み、羊羮を減らし、トイレで街着に着替えを済ませました。


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ケーブルカー、バスと乗り継ぎ京阪電気鉄道石山坂本線からさらに乗り継ぎ枚方を目指す。
会場まで1時間以上かかります。京の歴史に比べれば1時間なんて砂粒です。(馬鹿)


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食事をする時間がなくなったので、乗り換えの近鉄丹波橋売店で大好きな柿の葉寿司7個入りを購入。季節の魚はサンマ。空いている車両を選び、こそこそと柿の葉寿司を飲み込みます。美味しい。


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13:40パナアリ到着

前日は雨天で気がつきませんでしたが、物販の待機列の足元はパンサーズ選手のプロフィールと足のサイズ入りピクトサインでソーシャルディスタンスを促していました。



開幕2戦観戦&〆京都銭湯・〆グルメ編へ続く

枚方パナソニックアリーナ②2020.10.17-18京都銭湯文化編

反省しません
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パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
V.LEAGUE2020/21
パナソニックパンサーズvsFC東京
2020.10.17

開幕戦を見終え本日の宿へ移動

枚方公園駅から祇園四条まで京阪で1本(枚方市駅で特急に乗り換え)、約30分。
今回の宿は京都の四条にしました。
ホテルまでは市バスに乗り換えですが徒歩でも20分ほどなので歩きます。



一人旅の時は安心できる宿に泊まりたい。安心できるというのは、窓の外に鳩の巣があって一晩中クルックル~と鳩の寝言を聞いて鳩に暖められた卵の気持ちになる目覚めの悪い格安ホテルではなく、ゲストルームという名の民泊でそのうちの子どもが我々が寝る部屋でTVを見ているという宿ではなく、何のストレスも感じず体を休める事のできる宿ということです。
仲間との節約旅では一生使えるお笑いエピソードになるんですけど。


ツインユースで広々とした改築したばかりのモダンで清潔な部屋。快適なホテルでした。大浴場も改築したばかりで間接照明で薄暗くモダンな雰囲気でしたが、、、

今のわたしには物足りない。



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京都に着くなりその重さを考えず伊勢丹で買い込んだとらやの京都限定羊羮たち。旅はこのぐらいやり過ぎたい。





部屋に戻りコーヒーを入れながら「京都の銭湯にも行きたいなー」とTwitterで呟くと海外バレーボール事情にお詳しいフォロワーさんから「初音湯!!」とレスポンスがありました。


嬉しかったですね~。


わたしのタイムラインの方は皆さん異常に、異常にバレーボール事情に詳しく、バレーボールだけでなく感度の高い方が沢山いらっしゃる。フリーボールを上げても全力でツーでぶっ叩くクビアクのような方がいっぱいいる。ありがたい。


VTVがポンコツなせいで会場実況をしたため空っぽになったスマホを充電しながらiPadで検索。便利な世の中だ。
初音湯は三条にあり、宿泊先から約2km。夜のお散歩にはちょうどよい距離です。(まだ歩く気…)


戦火を逃れた京都には80年以上の歴史を持つ銭湯もありますが、現代の銭湯も独特の文化を感じます。




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靴箱はNO.13クビアク
ここまでは関東にもある銭湯と変わらない。

初音湯は理想的な京都の銭湯だったのです。
サウナ定員3人、水風呂定員2~3人、バブル浴定員2~3人、電気風呂定員1という大きさでコンパクトにまとまっている。東京のスーパー銭湯なら2000円以上も支払う設備が450円の料金でコンパクトに堪能できるんです!


コンパクト設計なのでバブル浴でほぐし→サウナ10分→水風呂3分→バブル浴→電気風呂→バブル浴→サウナ→水風呂→バブル→電気というルーティンをサクサクこなす

小麦粉つけて→卵にくぐらせ→パン粉をまぶして、コロッケになった気分

レシーブ→トス→スパイク→ブロック→フォロー→ヌガペット(電気風呂)→スパイク→ディグというよな白熱したラリー。


自分が訪れた時間は四人しかいなかったので急ぐ必要は全くないのですが、白熱したラリーにハイになり、抜けられなくなる京都銭湯沼。


第3セットの途中で我に返り「明日の朝も早いのにいいのか?」と自問自答した時には1時間以上過ぎていました。

ああ楽しかった。

銭湯でスッキリした後は銭湯の並びの居酒屋で晩酌。
「地域共通クーポン使えます」の張り紙があり、外から覗くと1人客がポツポツ、コロナ対策でアクリル板で仕切られ、店員さんがせっせとアルコール消毒をしていたのがこのお店に決めた理由。


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ビールを美味しく飲むため、歩いて体を仕上げて挑んだと言っても過言ではない。



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食べたいものだけ食べるスタイル

とにかくポテサラ。ホテルから初音湯の道中に居酒屋、イタリアン、テイクアウトの呼び込みもありどこのメニューにも「ポテサラ」の文字が。感染防止のためにテイクアウトも考えましたが、いいお店に出会えてよかった。


V.LEAGUEは無事、どの会場も有観客で開幕できたしクビアクにも微笑みかけられたし(錯覚)、京都銭湯文化にも触れた。
一口目のビールとポテサラは全てが満たされた味。




こんなに満足したら試合の反省なんかできない。



反省しません。


ホテルに戻り、冷えた体を温めるため寝る前にモダン大浴場にドボン。




明日は比叡山ハイキングだ。

比叡山編へ続く

枚方パナソニックアリーナ①2020.10.17-18

京都・大阪・滋賀 比叡山登山~世界遺産&国宝延暦寺散策~京都銭湯文化に触れる旅
<特典①V.LEAGUE開幕2戦チケット>
<特典②4000円分地域共通クーポン>
東京駅出発 1泊2日 おひとり様 31,400円 ~


なさそうでないパッケージツアー


バレーボール観戦の前後に山登り・温泉・景勝地巡りなどのアクティビティを詰め込んだエクストリーム観戦の記録です。

試合の感想もちょこっと残しました。



パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
V.LEAGUE2020/21 開幕第1戦
パナソニックパンサーズvsFC東京
2020.10.17


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センターは清水。かっこいいですね。
写真は翌日撮影



【1日目】
0709東京駅発~0921京都駅着~フリータイム~(近鉄・京阪乗り継ぎ約50分)~枚方公園駅
1230パナソニックアリーナ 着
<V.LEAGUE2010-11開幕戦観戦>
京都四条ステイ(枚方公園駅から京阪利用約30分+徒歩)

【2日目】
0400起床~(市バス・叡山鉄道乗り継ぎ約1時間)比叡山登口~比叡山ハイキング
0930延暦寺東塔散策フリータイム~(坂本ケーブル~JR・近鉄・京阪乗り継ぎ約2時間半)~枚方公園~1340パナソニックアリーナ着<開幕第2戦観戦>~京都駅発~東京駅着


【概算費用】
のぞみ往復+四条ホテルツインルームステイ=19,000円(goto価格)
現地交通費 4,000円
観戦チケット 4,000円+2500円(手数料別)
銭湯450円×2回
現地食費 各自
比叡山参拝料 1,000円

31,400円~





1日目

古都散策をした後に会場入りをする目論見でしたが、前日から雨予報のため気が乗らず、つまり寝坊しました。
寝坊しても自由席に乗れるチケットで良かった。


gotoの影響で事前予約の旅行者が多いせいか、グリーン席よりも指定席よりも自由席はガラガラで人が少なく落ち着いて京都まで移動。


0930頃京都駅到着。旅先では出来る限り観光案内所へ立ち寄ります。京都一周トレイル東山地図500円購入。


日本一の観光地の観光案内所。予約もなしに次々質問に来る旅人に対し「ググれカス」など当然ムゲにあしらわず、手際よくフレンドリーに説明していただき旅の不安が1つ解消されました。

感謝です。

伊勢丹の開店を待ち、食品売り場で買い出し。目的は「とらや」京都限定羊羮。



【試合観戦】

パナソニックアリーナは最寄り駅枚方公園駅から徒歩15分。シャトルバスも運航されていましたが、感染回避と翌日の登山に備えて当然歩きます。



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道中の自販機


パナソニックパンサーズFC東京もどちらも応援しているチーム。
片や優勝争いをするチーム、片や入替戦行きを争うチーム。直接対決は実力差からワンサイドゲームであっという間に決着が付き「金返せ」な事もあれば、東京の勝利に手が届きそうなゲームでは複雑な思いでメンタルが焦げつき総白髪になった経験から観戦を避けてきましたが、「今日は旅行だ」「京都旅行のオプションだ」と言い聞かせ備えました。


1日目はパンサーズシート、アリーナエンド席



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スマホ撮影

入り口でチケットチェックと合わせて検温がありました。35.2℃。生きています。

パンサーズの応援グッズのハリセンと、オープニングセレモニーの演出に役立つ夜釣りに使えそうなケミカルライトの腕輪(これ何というのでしょうか)を受け取りました。物販は会場の外、中では販売していません。


コロナ禍の大会、特にこれといったふれあい特典はありませんでしたが、パンサーズのホームだからパンサーズの応援をしようとこの席を選びました。

ところが、東京のルーキー背番号18番がスタメンコールをされるとボルテージがドン上がり。

コロナ禍観戦ルール・発声禁止のため一生懸命こらえましたが興奮の圧力で「ぐうう!!」と声がトコロテンのように体から押し出されてしまいました。腰も18cm浮きました。
武藤の開幕デビューは全く予想してなかった…

やるな真保監督…


早稲田の鉄の男こと武藤鉄也。昨年秋の日体大戦でどうしようもなく惹かれ、エモって一個前のブログ小田原編にその観戦記録を残してしまっています。


立ち上がり、FCガチガチ東京は無得点のまま0-4とリードを許します。そのくらいこっちは慣れっこ想定内。
骨折や靭帯断裂の手術とリハビリを乗り越え復帰した長友の復活弾、そして武藤がキレのよいデビュースパイクと次々と祝砲が上がりコートも徐々に温まってきました。

これが通常運営だったら今すぐ荷物をまとめてアリーナ席からスタンド応援席へ駆け上がり、大声で「ムットー♪ムットー♪ムットー♪」(衛藤のリズムで)と歌い上げたいところ。

ところがTwitterのタイムラインを見ると、生配信をする予定だったVTVが仕事をせず大炎上。開幕を楽しみにしていたモニターの前の皆さんに少しでも戦況をお伝えしようと指を動かす事で興奮を堪える事ができました。


昨年の新人王レースでも注目されたFC東京の背番号NO.1ヒロシナンバワンことOHの迫田は、COVID19の影響で合流の遅れた助っ人外国人ペキに代わり得点頭として期待されましたが、パナのサーブ集中砲火で攻撃の精細を欠く。パナの術中にハマりました。

しかし手原がスタートセッターを任されてからの東京は、リトル東レとでも言いましょうか。センター線を武器にし「レフトは守備」と割りきって迫田、佐藤、OHの経験もあるOP長友もボールを追って全身を投げ出しゴム毬のようにコートに転がってつなぎに貢献。素晴らしいです日本の医療技術。手原とホットラインの栗山、ルーキー武藤の両ミドルが攻撃の主軸になり、パナソニックアリーナにおおっと言わせます。


結果的に第3セットはパナの気の緩みか、ゲームデザイン修正時間か「1セットくらい落としていいや」で東京が取り、東京のセンター線の攻略を終えた第4セットで思惑通りに決着をつけセットカウント1-3でパナソニックパンサーズが初戦を飾りました。


両チーム持ち味を出したいい開幕ゲームでした。
スコアを見ると
長友と佐藤望実が16点
武藤が15点
迫田が14点
栗山が13点

なんともまぁ(笑)横並び。
負けちゃったけどMVPがいないチーム。
手原よく頑張った。

https://www.vleague.jp/form/b/25718

オポジット大怪我絶望からの復活対決において、長友は全身全霊で競技への敬意を示しました。受けて立つ大怪我絶望からの大復活大先輩の清水は、高さもピーク時に戻りつつあり「止められないなら拾って繋ぐぞ」と古賀太一郎の加入によって自信を得た東京ディフェンス陣を嘲笑うように鋭いコントロールショットで渋く得点を重ねる。サーブもよく走ってました。
清水かっこよかった。
ドンと踏み切ってグワっと飛んで、肘より先だけフアっと無駄な力が抜けて繊細で美しかった。



試合後、ダウンストレッチをしている東京エリアに清水が現れ、長友に歩みより声をかけます。女王様のティーパーティーでは、下々の者は女王様に声をかけられるまでは自分からは声をかける事は出来ません。

あの鉄のコミュ障王が、自分から相手チームのさほど繋がりのなさそうな選手に声をかけてますのよ、奥様。
衝撃的でした。

自分は前を行く者、清水の自覚が鉄のコミュ障を融解させたのでしょう。

開幕直前にバレーボールライターの田中夕子さんがリリースした記事。これを読んでマスクを絞らなければならないほど目から汁物が流れたV.LEAGUE愛好家は多かったでしょう。

「今は怪我してキツいかもしれないけど、 乗り越えた先に満足感や達成感、感動も味わえる! 」清水が入院中の長友を励ました言葉。
その時が訪れたね。
素敵風景。枚方まできた甲斐があった。


京都銭湯文化編に続く

小田原アリーナ20190922

2019年09月22日


小田原アリーナ(神奈川県)

2019年度秋季関東大学一部バレーボールリーグ戦
早稲田大学vs日本体育大学






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写真は会場近くの原っぱから見えた真っ白富士山、春季リーグ時に撮ったもの。
夏に雪が溶けちゃうので秋の富士山はまだ黒々しいです。



たしか小田原のシンボル・小田原城からは、箱根が邪魔で富士山は見えないんじゃなかったっけ。
ここまで来て良かった。春のこの印象がよくて秋も小田原を予定に入れていたが、この日はあいにく台風の接近につき雲隠れ。



小田原アリーナは「小田原駅」から小田急各駅停車に乗り換え蛍田駅から徒歩15分。蛍田駅からコンビニはあるけどのんびりした住宅街。



会場で食べるご飯は電車利用の場合は小田原駅で駅弁を購入。ハーフサイズの押し寿司。
旅行に来た感。


この日は車で来場。小田原アリーナは広大な駐車場完備。なんとかフィーバー時なら遠慮するべきだけど、海沿いの箱根駅伝のコースでおなじみの国道1号線を走りたくてドライブ。しかしすっかり忘れててナビ通りに内陸の小田原厚木道路でアプローチすることになったけど途中のパーキングで地元産のみかんジュースとおいしいパンを購入できたので遠足気分だった。

駐車場はガラガラ。今日は男女共催なんですけど。




このブログの基本コンセプトは「バレーボール観戦は旅行だよ」なので、観戦記的なものは避けていたのだけど。加えて、このページを投下する前に早稲田3年連続優勝という形で既にインカレまで幕を閉じているのでインカレの興奮まで盛り込んでるんですけど。


鬱陶しい上に記憶も曖昧な内容なのでオキモチとか「かもしれない」を連発する憶測記事とか嫌いな方はご遠慮ください。


早稲田大学vs日本体育大学

○25-22
○25-22
23-25○
○29-27

帳票は下記リンク先より(全試合分)




春・秋と全勝優勝をした早稲田にとって、この一勝はよくある平凡な一勝だったかもしれないし、結果だけ見てもヘーワセダツヨイネーなのだけど、観客席のおばさんの胸には刺さったよ、というお話。



途中までは隣のコートで行われていた筑波順大戦を見ていて、早稲田日体大戦は得点経過を眺めている程度だった。


第2セットまでは、競り合いながらも最後は抜け出す見慣れた「ワセダツヨイヨネー展開」


第3セットは日体大が奪う。
遠目に見ていても早稲田の動きが小さくなり下を向く姿が増え、逆に日体大コートが躍動しているのを感じ取れた。
日体大はセッターを河東に代えていた。
アーナルホドネー。



筑波が順大を3-1で下し終了。


天候次第では本日の最終戦を見ずにそのまま帰るつもりでいた。
ここ3年間、早稲田は年を追うごとに見る興味を失う程強かった。

「どうせ早稲田が勝つんでしょ。」



第4セット。スタートで飛び出したのは早稲田。2点、3点と点差を広げ村山や吉田が元気にコートを走り回っている。
息を吹き返したか。10点に届くまでは「こりゃ台風が小田原に来る前には帰れるな(このセットで早稲田勝つだろう)」と予感させ腰を落ち着けた。


自分のリアルタイム速報を掘り起こしても11-08まで早稲田が3点をリードしている。




ところがどっこい、日体大の猛攻と宮浦封じ大作戦が当たったようで、早稲田4連続失点。あれよあれよという間にひっくり返された。


この日のこのセット、なんせ攻撃の要3年生OPミヤウラが決まらない。相手ブロック1枚でもコースを限定されクロスは河東の好守備にひっかかると次はラインに嫌われ即失点。





ひっくり返されてなお相手に追加点を許し、早稲田が3点を追う展開に変わった。




相手のミスや、パスが意図通りに返ればセンター線、ルーキー大塚得意のバックアタックなどでサイドアウトは取れるがブレイクが取れない。
攻撃の要ミヤウラが決まらない、吉田も決まらない。吉田?吉田さんはじめましてかな?私。


ここで帳票を見直してみましょう。



大塚バックアタック11/15
77.3%の高い決定率


ルーキーの高い決定率には理由がある。
大塚を狙って打たれたボールはリベロ堀江が横からかっさらい、かっさらった勢いで場外へフレームアウト。大塚の滑走路をクリーンに空ける。ラリー中のニダンなど難しいボールは上がらない。後衛大塚には必ず前衛MBとのタンデム(時間差≠シンクロ)が使われる。今年の早稲田のストロングポイント。
ルーキーを大接待、間違えた、ルーキーがのびのびベストパフォーマンスできるよう仕組まれている。



若い戦力を最大に拡張させ、弱点を攻撃の数的有利と年齢構成でカバーしている、と客席のおばさんは邪推している。



早稲田コートに動揺が見えたのはこの中盤あたり。


崩れたボールを村山(3年MB)が前衛レフトの大塚(1年OH)に上げる。大塚は咄嗟に不細工に返球して相手に叩かれてしまった。早稲田らしくない失点。
ニダンはニダンを捌く事を宿命とされたミヤウラに託すのがセオリーだが、この瞬間、相手に封じられ決まっていないミヤウラに託せない迷いがあったのかもしれない。
自分にラストボールは上がってこないだろうという緩みがあったのかもしれない。



サイドアウトは取れてもブレイクが取れない。
「もう1点」が遠く感じた瞬間だった。
キツイな早稲田。

長くなりそうだ。

台風が近づいてるんですけど。


その動揺の連鎖を武藤(4年背番号2MB)が叩き切る。



冷静なサーブルーティンから
正解なコントロールサーブで絶妙に狙い、相手のバランスを崩す。
サービスエースサービスエース


あんなに欲しかったブレイクが

あっさり 失笑


武藤のサーブでブレイクはエース2本を含む3連続だったかな。
追い付き、逆転。


これをきっかけに早稲田コート落ち着くかと思ったががが、日体大にばかばか打たれバタバタしリードを守れず再び追う展開に。


勝機は日体大の手にあった。


リベロで主将の堀江は守備範囲が広く有能な守備主。
が、安心の宇部商ブランドのパスヒッター・藤中(現ジェイテクト=ハチノフジナカ)が1年中早稲田コートに立った去年までのチームなら「どんなにリードしててもフジナカが後衛に回ったらもう勝てない」と恐れられていた。トランジション恐怖の一斉攻撃は芸術品だった。


フジナカの守備を早スポは「攻撃的レシーブ」と呼んだ。



ミネラルをたっぷり含んだ水を絶やすことなく海に注ぐ豊かな森があってこそ、海では美味しいウニが育つように。
宇部商ブランド藤中の攻撃型ディフェンスは森、去年の宮浦はウニだった。



都の西北~早稲田の森に~




まー、フジナカが前衛に回っても勝てませんでしたけど。



その藤中の代で唯一早稲田に黒星を付けたのが日体大と後で聞いた。ああ、あの早稲田大連勝を止めたのが。


また、7月に行われたナポリユニバで前早稲田セッター小林はこのように3ボールの連携について話していた事を思い出した。



最上級生の卒業とともに最高傑作と称賛された美しい完成形は潔く手放し、新しいチームをデザインするのが学生スポーツ。
攻撃型ディフェンスは一旦手放した。チームはキャンバスに描いては塗り重ね、描いては塗り重ねを繰り返し完成形を模索していた。

飾らずに言えば去年より攻撃力は高いがフロアディフェンスが弱い、なんだけど。
同じ能力の人間なんていない。そこを今コートにいる6人でどう補い戦力を高めるのか、それがやたら生々しく見える試合だった。




決まらなくてもOP宮浦は誰よりも大きく開く。
だからセッターは迷わず真っ直ぐな姿勢からバックトスを放つ。


あれ?セッター代わってない?みつき小林?→卒業しました。中村です。


ちょいちょい知らない事が多い。
どうせ早稲田が勝つんでしょ、って偏見で何も情報を仕入れてなかった。それでいて「どうせ早稲田が勝つんでしょ」アーナルホドネーと知った気になって嫌味を言っていた自分が恥ずかしくなり背筋が寒くなった。


真っ直ぐな姿勢からのバックトスは早稲田規格。トリッキーとは逆のタイプ。東亜セッターとは(略)


距離のあるレフトオープンは多少ブレてもバックトスは生命線。



ラインを割るフォルトはあっても宮浦にミスはない。際どいコースを狙った結果でミスではない。
ベンチは宮浦を下げない。
このメンバーでこの局面を打開しろ。絶対的な自信は送り出したスターティングメンバーかコンセプトか。
OPが開く、セッターは迷わず託す、決まらなくても宮浦の存在は相手の目の端から消えることはない。一点、一点、次のレフト次のセンター線のアシストになる。


MB村山が懸命にブロック枚数を増やすがちょっとバタ付く。ルーキーOH大塚がまだ大学レベルでは得意とは言えない守備でつなぐ。


早稲田はこのセットを落としてもまだタイスコア。でもギリギリの形相。負けない試合をするなら合格、早稲田のバレーはそうじゃない。勝つ試合なんだと。求めなければ楽になるのに、それを求めるから苦しい。
「どうせ早稲田が勝つんでしょ」と2000円払っていながら早く帰りたい客が素通りしても、客が1人もいない無観客試合でもチームは勝つ苦しさから背を向けないだろう。


日体大の少しイージーなティップ(フェイント)は、すかさず堀江が攻撃に繋げる。相手の隙は見逃さない。セッターに安定したボールが返えると反撃、ズドンと決まる。


クビアクの言葉を思い出す。

「重要なのは調子が悪くてもチームの勝利のために戦うこと。」

「重要なのはチームで勝つこと。」

「重要なのは相手を倒す強いメンタリティで戦うこと。」




クビアクの「重要なのは日めくりカレンダー」欲しいですよね。



やっと宮浦が決まった!しかし日体大の宮浦封じ大作戦は手を緩めない。3枚!ドシャット!


くぅーー




中盤少し火力が弱まったが、後半は息の詰まる1点の取り合い。見ているだけなのに、お尻の穴まで力が入る。
ようやく早稲田ベンチが動いた。
タイムではなくワンポイントブロッカーの投入。




ワンポイントブロッカーの投入が直接得点には繋がらなかったが、息を整える時間はできた。


まだタイムあるだろ?なぜタイム取らない?(早稲田はアナリスト陣も強い。超お強い。)




日体大にアドバンテージを握られ、相手の速攻にボールが上がる

撃たれる、
ここまでか、

そのボールを鉄の男・武藤がブロックで阻止
「重要なのは相手を倒す強いメンタリティ」
1点は1点だけど、崖っぷちにぶら下がっていたチーム全員の腕にもう一度力が入る1点がある。
まだ闘える。

チームがどんなに殴られても
チームがどんなに弱っても



「諦めるな」その言葉の底には「諦めちゃうかも(;・∀・)」という人間のソフトな感情が潜んでいる。それを追い払うために「諦めるな」と声を掛け合う。
武藤にはその動揺を感じない。

「重要なのは相手を倒す強いメンタリティ」
鉄人かな。ターミネーターかな。超人ハルクかな。




最後は村山のブロックだったかな。最後が村山のブロックって事は武藤のサーブだったのかな。

3-1
○25-22
○25-22
23-25○
○29-27

早稲田おめ日体大おつ

見返しても平凡にちょっと毛が生えた程度のスコアだったけど

直ぐに会場を去る気持ちになれず、今日も会場で早稲田の応援をしているはずのレディの顔を探してエントランスをウロウロした。


1番上のエントランスの床の寄せ木細工を上から照らす照明の演出は、その時に気がついた。外が暗くなったから気づいた。気付いてよかった。



もう一度帳票を見て見ましょう


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早稲田、■■ばかり。

タイムも残していた。

鉄の男・武藤アタックノーミス

西 12/15 ノーミスの80% 鬼か

べっぷアリーナ【情報収集編】

♨♨♨🏐

🎵晴れ~た空 そよぐ風~

憧れの大分観戦温泉旅行


2019.12.14-15
V.LEAGUE DEVISION 1
大分三好ヴァイセアドラーホームゲーム
公式情報はこちら

大分三好ヴァイセアドラーホームゲーム別府イベントのお知らせ|大分三好ヴァイセアドラー|男子バレーボール


試合情報だけならV公式、チーム情報で十分足りる新生V.LEAGUEに時代になりましたが「大分に来て欲しい、ホームゲームに来て欲しい」
その土地を、そのチームを愛でている人の情報発信は血が通っていて大好きなんです。


あまなつさんの別府tweetをまとめさせていただきました。
別府大会へ行かれる方はもちろん、別府大会エア観戦を楽しむ方にもおすすめの別府大会ガイド

(引用は2019.12.13時点のもの)



なんと有効期限なし❗友達のいない私は2回行けばいいんだ🎵




最寄り駅からバスを使わないなんて実質駅前だね。


【食べたい】


食べたい

た、食べたい

食べたい


《追加》




【別府を知る】

かなり読んだ。


【♨】温泉多過ぎてどこに行けばいいの?



竹瓦温泉おどろきの100円
炭酸泉の源泉なんてお酒に例えたらピンクのドンペリ

コーラより安いなんて意味がわからないよね。


このタオル欲しい❗
めっちゃ欲しい❗
竹瓦温泉|極楽地獄別府



ハイスタ
温泉情報だけでなくグルメや観光情報も




残念ながら今季も自分は大分に行くことが出来ないのですが、あまなつさんのガイドを読んで、もう温泉で温まった気になりました♨




お若い方の中には『立ち寄り湯・共同浴場未経験』の方もいらっしゃるかと思います。


アミューズメント温泉と違い、石鹸やシャンプーなど備え付けは無いと思って下さい。
なんならシャワーもカランも無いところもあります。
浴室と脱衣場も別れていないところもあり実にシンプルなデザイン。


自分の場合、旅行先で湯巡りをする時は洗髪や体をごしごし洗うのは宿泊先か設備のある立ち寄り湯で済ませ、共同浴場では体は流す程度、お湯に浸かることと文化に触れることを楽しみます。


源泉は2,3分浸かっただけでも温まる魔法の体験。10分時間に余裕があったら是非。




旅先で温泉を見つけたらタオル1本or手拭い1本あれば入っちゃう。小さい石鹸は持っていくか売ってる場合もあります。

気分的にパンツだけは着替えたいので、温泉がある街へ行くときは宿泊数の3倍パンツは持って行きます 笑


日本の秘湯
別府温泉エリアの「共同浴場(公衆浴場)」25箇所の外湯まとめ|日本の秘湯



観戦と立ち寄り湯についてはこちらにも書きました。
失敗しないバレーボール観戦と旅【準備編】 - blog


あああああー別府大会に行く人うらやましいーーーー
♨楽しんできてください!🏐も!


《追加》
大分県の登山・トレッキングコース 人気ランキング(72件)

福井・V.LEAGUE2019112-3③

🏐♨🐟2019年11月02日-03日

Vリーグは国内旅行だよ。2日目。

V.LEAGUE2019/20
福井県営体育館 パナソニックパンサーズサブホーム


福井観光のハイライト。東尋坊

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東尋坊までのアクセスは福井で在来線に乗りJR芦原温泉駅もしくは、えちぜん鉄道三国港駅」「あわら湯のまち駅」からそれぞれバス便(本数少な目)もありますが、三国港駅から3,40分かけてのんびり海岸線(一部車道)を歩いてアプローチするのをおすすめします。



三国港の宿から東尋坊まで海岸線を歩いて約30分。



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夜明けとともに小舟を出す人影。これから釣りですかーと思ったら↓続く


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小舟は反対側の湾に流れ着いたごみ回収現場に着いた。

断崖絶壁のため、回収したごみを搬送する手段が船しかないんだって。へえー!
旅先でこうした地元の生活を見させていただくのも楽しい。



バスでアプローチをすると東尋坊のバス停の先はお土産屋さんが軒を連ね、にぎにぎ商売繁盛してて旅情もヘチマもない。

東尋坊と言えば両親や恋人の仇をうった犯人が追い詰められて最後に向かう場所でしょ?

船越英一郎名取裕子に「待ちなさい!」と呼び止められて膝から崩れて泣きながら事件の全貌を語る場所でしょ?

そういう風情が活気づいたお土産屋さんを見てしまうと楽しめないでしょ。




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お前じゃない。



2日目は福井観光するかV.LEAGUEを見るか、連れの甥っ子選手の意見を聞くと
「試合見たい」と。

1日目は戦力が拮抗し見応えのある対戦だったけど2日目(パナ×大分三好東レVSVC長野)はワンサイドゲームになるか、クビアクや清水らを温存するかもよ?と免責事項も説明した。

「バレー見たい」



福井県営体育館のアリーナエンドは2列ごとの段差。後ろの列は見えにくくなる。
そんな事もあり、スタンド自由席。

スタンドサイドの方がコートに近いが、バレー初観戦の連れがエンドがいいと。

福井体育館スタンドエンドのビュー(と観戦飯)はこんな感じ↓


観光でのんびりし過ぎて試合開始に遅れてしまった。
第2セット。クビアク、永野はベンチ。ねー。



そのおかげというか、クビアクのいないコートで翼がよい働きをしていた。昨シーズン終わりのクビアクによる久原翼評。
「ヒサハラは1番期待している。でもハードワークをしなければいけない」
ハードワークして下さい。

クビアクから盗めるだけ盗み、クビアクを倒す存在になってくれ。

清水クビアク福澤永野に比べるとまだまだ1枚も2枚も厚みが足りない。誰かが繋げてくれるボール、誰かが決めてくれるボールではないぞ。
V.LEAGUEでやるならいいのですよ。龍神の立ち位置は世界ベスト8なのだよ。自覚と目標と目標に対する出来高を常にチェックしハードワークしてくれたまえ。

健太郎はやろうとしているよ。きっと。




昨季のニシダが、代表が濃すぎて(リーグが)物足りないと感じたように、2019年の龍神もまたエキサイティングな経験をした。


国際大会の温度を落とさないよう、コンディションを損なわないよう、感覚を研ぎ澄ます2019/20シーズンになって欲しい。


もうひとつ。今シーズン初観戦でしたが清水の復調が大変嬉しかった。地元だった事もあるけど、ヒーローインタビューでは以前より顔を高く上げ堂々とし「自分を見てくれ」と全身から伝わってきた。




福井大会は初観戦だったけどとても満喫した。会場も過ごしやすくパンサーズのホーム作りも心地よかった。


バレーボール観戦自体初観戦だった甥っ子も大変楽しんでくれてまた付き合ってくれるって。でも今度はあんまりバタバタしないでバレーだけ見たいって!!


おばさんは福井に来たら恐竜博物館に行きたかったんだけどね。
あなたが小さい頃、上野の国立博物館にも幕張の大恐竜博にも付き合ってあげたじゃん。恐竜好きだったでしょ?


甥っ子「バレーは1年で1回しか福井に来ないんでしょ?恐竜博物館はいつでもいけるじゃん」


そういう事じゃないんだよ