このブログは趣味のバレーボール観戦前にご当地の山歩きや城めぐりなどを楽しみ、試合開始のホイッスルに間に合わせるエクストリーム観戦の個人的な記録です。(全てスマホから投稿してるのでPCで読む方には見苦しいデザインが多い気がしています)
今回の観戦はこちら
2025.11.23(SUN)1400
日本製鉄堺ブレイザーズ(HOME) VS 大阪ブルテオン(AWAY)

今回は観戦前にお隣は奈良県天理市「山の辺の道/日本最古の道ハイキング(約10km)」、翌日は和歌山「友ヶ島/砲台巡りハイキング」に行って来ました。
1日目
6:00 異世界天理CITY
東京から夜行バスに乗り翌朝6時天理駅到着。まだ薄暗くシャキッと目が覚める空気、ファミマで買ったぬくいカフェラテで内臓を温め、ひと気の無い駅前でウォームアップ。
行き先とコースタイムだけザックリ決めて詳細は調べず訪れた天理CITY、見たことがない建築様式の巨大建造物が立ち並び、目を奪われる。
煙突、入母屋屋根と朱色の窓格子のリピート。同じリズム同じ様式の団地サイズの建造物が数棟並び異世界感を放っている。
何?巨大クリーニング工場?団地?修道院?


答えは天理教施設。甲子園でお馴染みの天理高校、SVリーガーも輩出した天理大学、校舎や講堂、体育館といった構成だろうか?キョロキョロしていると大工の棟梁のような法被を着たおっちゃんがスイーっとチャリで通り過ぎた。おっちゃんの法被の背中には背番号のようにわかりやすく大きな文字で 「天理教」 と入っていた。天理教の信者さんか、天理大の応援団か?
正解は信者さん。教会本部の近くまで来るとまだ朝早いというのに駐車場に次々と車が流れ込み、駐車場から法被(ハッピ)を着た信者さんが真っ直ぐに本部の神殿に向かって足早に歩く。
ミサ?朝のおつとめ?日曜礼拝?

大仏殿よりでけえんでねえの?朝のおつとめ(仮)へ向かう信者さんの法被はお揃いの上着のようで、レプリカユニを来たスポーツファンがスタジアムやアリーナへ流れ込む景色と似ている。
リュックサック&トレッキングシューズで「ハイキングに来ました!」浮かれたいでたちの私は完全アウェイ。スマホでパシャパシャ写真を撮っていても、己の信仰を持つホーム信者の皆さんはジロジロ見る事もなく、そのまま敷地を歩かせていただいた。
7時頃でしょうか、神殿の中から大勢の生声で合唱のようなお祈り?お経?讃美歌?応援歌?が響き渡る。祈りの儀式。すげえ、、かっこいい(率直な感想)高揚する。
信者でもなく特に信仰を持たないごく一般的な現代日本人に私は、観光客で溢れかえる有名な神社仏閣からは参拝の気持ちや心の平穏を求めるどころか、人ごみ嫌いとか外国人観光客のマナーガーなど不寛容王になる。日曜日に祈りの歌が響く街、住む人も学ぶ人も同じ信仰を持つ現役の信仰CITYに触れると異世界に迷い込んだ気持ちがブーストされ、気持ちが日常から切り離された。
今回の旅もいい予感がするぞ。
7:30 反転世界
異世界天理教CITYに圧倒され石上神社から日本最古の道「山の辺の道(やまのべのみち)」ハイクスタート。だーれも歩いていないのんびりした田舎道に時折現れる池。おそらくは農業用のため池の役割もあるだろう池の表面には、周囲の木々や紅葉や朝の淡いグラデーションも映り込む「水鏡」を生み出す。
人間はシンメトリーに安堵するらしい。水面に映し出された地上の反転世界。それを美しいと感じる。自分の姿は反転世界にはなく1つの存在。自分探しの旅でなく「自分なくしの旅」©みうらじゅん。いいね。


うちやまや とざま知らずのはなざかり
訳:よそ者が知ることもない花盛り
さすが芭蕉せんせい、上手いこと詠むな

こういった歌碑や句碑が至る所にある古道。よそ者を寄せ付けない結界を張った集落ではなく、ハイキングコースとして開かれていて、道中には清掃が行き届いた公衆トイレや日陰になるベンチもある。ありがたい。
8:00 日本昔ばなしの世界

ほっこり神社・夜都伎神社(やつぎじんじゃ)
墓地や柿畑をるんるん(死語)で歩いていると木々が生い茂ったこんもりした森に気が惹かれる。山の辺MAPによるとここも神社のようだ。私が向かった北西からは鳥居も拝殿も木々に覆われ何も見えず、裏口のような小道をくぐり抜けた先には日本昔ばなしに出てきそうな藁葺き屋根の拝殿を持つかわいらしい神社が現れた。
到着した時刻には人の姿はなく、静かで、空気が清々しく神社の名前に「夜」という字を持っていたのでオドロオドロシイ想像をしていたのでギャップ萌。
そうしていると二間の木製の雨戸をごとごとと開けて神主さんが登場。
おはようございます。お邪魔しています。
おはようございます。
そこから神主さんとロングトーク(笑)
「ここまで来るの大変でしょう」から始まり、遠くからわざわざ来てくれる人もいるに都会(の郊外)に住む息子さんは何年も帰ってこないとか世間話(笑)1時間後に秋の豊作感謝祭だかなんだか集落の人が集まるから見ていけば?と誘って頂いたが、この日は14:00和歌山ビッグホールのホイッスルが鳴るので先を急ぐ事にした。ああバレー観戦のチケットさえなければ居残りたかった!息子さん、たまには帰んなさいね。私は羨ましいよ、ふるさとはふるさとで色々あるかもしれないけど、こんな素敵なふるさとがあるキミが羨ましいよ。
鳥居のある参道は真っ赤な紅葉とまだ青い葉が混ざり合って朝陽に透かされ混ざり合いパステル。ウキウキしてパシャパシャしていると訪れたおじさんにおもむろに声をかけられる「俺は写真を撮るなら池の方が好きだな」
おじさんに案内されて池の堤に上がって撮った写真がこちらです。

撮り手が素人なのでここの良さが伝わらないのはあしからず。
なるほど、水と木、空と土と草と枯れ葉、宇宙だ。
プロが撮った夜都伎神社の四季は下のリンクからご覧ください。始まりを予感させる花の季節、活気あふれる緑の季節、黄金色の季節、白い雪に覆われた季節。山の辺の里の四季がどれも素敵。
夜都伎神社 - 山の辺遊歩
https://yamanobe-yuho.com/portfolio/%e5%a4%9c%e9%83%bd%e5%b2%90%e7%a5%9e%e7%a4%be/
春夏秋冬全て通いたい。ここに住みたい。やっぱり入信しなきゃダメか?息子さんはお幾つですか?独り身ですか?
悠久の里
柿畑を歩き、ベンチに座り無人販売で買ったみかんで水分補給。みかんの産地のハイキングでみかんで水分補給をするのが常だが、スーパーで買うみかんと違い一度も暖房に触れたことのないみかんはフレッシュで美味しい。古墳を横目に1300年以上前の大和の人が詠んだ「山照らす秋の黄葉」に思いを馳せる。なんつって。思いを馳せるもなにも、足元はコンクリートで電線が通っている以外、山に目を向ければ山の景色はさほど変わってないんだろうな。諸行無常の反対語の永久不変な景色の中を歩く。日本の原風景テーマパーク。
↓カジュアルに古墳が現れる


私は焦っていた。当初の予定では天理駅から三輪駅まで15km程歩く計画だったが、のんびりしすぎてこのままでは到底試合開始のホイッスルに間に合わない。「山の辺の道」は数キロ離れて平行してJR桜井線(万葉まほろば線)が走っているので、比較的古墳時代を脱出するの難しくない。近代文明と古代のパラレルワールド。
三輪ちゃんは諦め、紅葉100選の長岳寺までのセカンドプランに変更して柳本駅から古代ロマン脱出を目指す。それでもギリギリ。エクストリーム観戦はいつもこんな風に前半のんびりしすぎて試合開始時間に迫られる。だったら試合は見ないで観光だけすればいいじゃん、と何度も思うけど「試合開始ホイッスル」縛りがないとあれもやりたいこれもやりたいで収集がつかなくなり、金銭も体力も尽きる。自分の身体1つでできない事は「諦める」「負けを認める」を学ぶのも旅の良さでありエクストリーム観戦の醍醐味なのです。
自分なくしの旅に出てもなかなかどうして自分を変えるのは難しい。
9:00 長岳寺
創建は824年の真言宗のお寺。えれえ昔だ。奈良の歴史はケタ違いで草。


ちょうど紅葉も見頃を迎え、大地獄絵図の開帳時期の長岳寺。みうらじゅん著のマイルドな仏教入門書「マイ仏教」で地獄については予習していたが、やはり宗教がプレゼンする地獄よりも身近な「生き地獄」の方が地獄パワーが強くて霞んでしまう現代人。反対に極楽浄土の世界を地上に再現したという「浄土式庭園」はよい。地獄より極楽がよい。アウトドア仏教はよい。
1003柳本発 まほろば線→高田乗り換え和歌山線→和歌山駅→徒歩→ビッグホエール
路線案内で調べると逆方向に乗り、奈良・大阪経由で海側を走れと言われるが、都市を経由せず内陸の風景を楽しみたかったので、ここから2時間半かかるが和歌山線をチョイスした。疲労回復に効くクエン酸をみかんで摂取するとスヤスヤ極楽の電車旅。

13:30 ビッグホエール着


堺のホームゲームは初めて。会場に入るまでが楽しかった。
目当てにしてたアンダーソンの直筆タオルは売り切れで、試合の方はよろしくない。
B票でわかる範囲で試合振り返り
B帳票 | 公益社団法人SVリーグ/一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ SVL オフィシャルサイト WOMEN
↑このアドレス、なんでWOMANって表記されるんだろ?
堺さんのチームアタック決定率38.1%、アンダーソン安井は共に33.3%。、第1セットのみ登場した高梨は0/8と1本も決まらない。
安井が入ってからの3OHの挑戦は悪くないと思うのですが、この挑戦を根気よく完成の方向で練度を上げて行くのか、その場しのぎなのかどうなんでしょうね。
大阪Bも決してよくは無く、西田が28打数10得点2失点の35.7%、ドシャット食らうことが多かった印象。バシーン→シャット→あちゃー(ヘラヘラ)令和7年のバレーボール観戦。
エース西田にブレーキがかかっても試合結果を左右することはないとAIが結果を導くようなバレー。🇫🇷ブリザール詣でができたのでヨシ!
球界の顔、リーグの顔、花形ポジションの両エースの決定率が30点台。まー試合数も多いですからこういう日もありますよね。
ですが。このエクストリーム観戦記録の大半を占めるパナソニックパンサーズ(現ブルテオン)、もうパナというチームはなく、「せっかく来たんだから、10キロも歩いて来たんだから熱い試合が見たい」という気持ちを一度も裏切ったことが無かったパナというチームはもう無いのだと。今のチームが手を抜いているとは思いませんが、この日ようやく私の中のパンサーズが成仏した気がしました。観戦前に10キロも歩いたのは私の勝手ですけど。
試合目当てで数万円もかけて和歌山に来てたら発狂レベルの内容でしたが、今回の旅のメインは午前中にあったのでチャラで
充実した1日だった。満足。翌日はは瀬戸内海に浮かぶ要塞「ラピュタ」友ヶ島を目指します。
ちょっと違うけどイチローさんも言っている。同じ事をやっていると飽きてしまう。もっと先を行ってくれ
イチロー独占インタビュー:データ野球への提言。MLBと日本野球の未来を語る - MLB - Number Web - ナンバー




































