第53回暇つぶし杯

バレーボール観戦と山旅と湯の記録

枚方パナソニックアリーナ①2020.10.17-18

京都・大阪・滋賀 比叡山登山~世界遺産&国宝延暦寺散策~京都銭湯文化に触れる旅
<特典①V.LEAGUE開幕2戦チケット>
<特典②4000円分地域共通クーポン>
東京駅出発 1泊2日 おひとり様 31,400円 ~


なさそうでないパッケージツアー


バレーボール観戦の前後に山登り・温泉・景勝地巡りなどのアクティビティを詰め込んだエクストリーム観戦の記録です。

試合の感想もちょこっと残しました。



パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
V.LEAGUE2020/21 開幕第1戦
パナソニックパンサーズvsFC東京
2020.10.17


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センターは清水。かっこいいですね。
写真は翌日撮影



【1日目】
0709東京駅発~0921京都駅着~フリータイム~(近鉄・京阪乗り継ぎ約50分)~枚方公園駅
1230パナソニックアリーナ 着
<V.LEAGUE2010-11開幕戦観戦>
京都四条ステイ(枚方公園駅から京阪利用約30分+徒歩)

【2日目】
0400起床~(市バス・叡山鉄道乗り継ぎ約1時間)比叡山登口~比叡山ハイキング
0930延暦寺東塔散策フリータイム~(坂本ケーブル~JR・近鉄・京阪乗り継ぎ約2時間半)~枚方公園~1340パナソニックアリーナ着<開幕第2戦観戦>~京都駅発~東京駅着


【概算費用】
のぞみ往復+四条ホテルツインルームステイ=19,000円(goto価格)
現地交通費 4,000円
観戦チケット 4,000円+2500円(手数料別)
銭湯450円×2回
現地食費 各自
比叡山参拝料 1,000円

31,400円~





1日目

古都散策をした後に会場入りをする目論見でしたが、前日から雨予報のため気が乗らず、つまり寝坊しました。
寝坊しても自由席に乗れるチケットで良かった。


gotoの影響で事前予約の旅行者が多いせいか、グリーン席よりも指定席よりも自由席はガラガラで人が少なく落ち着いて京都まで移動。


0930頃京都駅到着。旅先では出来る限り観光案内所へ立ち寄ります。京都一周トレイル東山地図500円購入。


日本一の観光地の観光案内所。予約もなしに次々質問に来る旅人に対し「ググれカス」など当然ムゲにあしらわず、手際よくフレンドリーに説明していただき旅の不安が1つ解消されました。

感謝です。

伊勢丹の開店を待ち、食品売り場で買い出し。目的は「とらや」京都限定羊羮。



【試合観戦】

パナソニックアリーナは最寄り駅枚方公園駅から徒歩15分。シャトルバスも運航されていましたが、感染回避と翌日の登山に備えて当然歩きます。



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道中の自販機


パナソニックパンサーズFC東京もどちらも応援しているチーム。
片や優勝争いをするチーム、片や入替戦行きを争うチーム。直接対決は実力差からワンサイドゲームであっという間に決着が付き「金返せ」な事もあれば、東京の勝利に手が届きそうなゲームでは複雑な思いでメンタルが焦げつき総白髪になった経験から観戦を避けてきましたが、「今日は旅行だ」「京都旅行のオプションだ」と言い聞かせ備えました。


1日目はパンサーズシート、アリーナエンド席



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スマホ撮影

入り口でチケットチェックと合わせて検温がありました。35.2℃。生きています。

パンサーズの応援グッズのハリセンと、オープニングセレモニーの演出に役立つ夜釣りに使えそうなケミカルライトの腕輪(これ何というのでしょうか)を受け取りました。物販は会場の外、中では販売していません。


コロナ禍の大会、特にこれといったふれあい特典はありませんでしたが、パンサーズのホームだからパンサーズの応援をしようとこの席を選びました。

ところが、東京のルーキー背番号18番がスタメンコールをされるとボルテージがドン上がり。

コロナ禍観戦ルール・発声禁止のため一生懸命こらえましたが興奮の圧力で「ぐうう!!」と声がトコロテンのように体から押し出されてしまいました。腰も18cm浮きました。
武藤の開幕デビューは全く予想してなかった…

やるな真保監督…


早稲田の鉄の男こと武藤鉄也。昨年秋の日体大戦でどうしようもなく惹かれ、エモって一個前のブログ小田原編にその観戦記録を残してしまっています。


立ち上がり、FCガチガチ東京は無得点のまま0-4とリードを許します。そのくらいこっちは慣れっこ想定内。
骨折や靭帯断裂の手術とリハビリを乗り越え復帰した長友の復活弾、そして武藤がキレのよいデビュースパイクと次々と祝砲が上がりコートも徐々に温まってきました。

これが通常運営だったら今すぐ荷物をまとめてアリーナ席からスタンド応援席へ駆け上がり、大声で「ムットー♪ムットー♪ムットー♪」(衛藤のリズムで)と歌い上げたいところ。

ところがTwitterのタイムラインを見ると、生配信をする予定だったVTVが仕事をせず大炎上。開幕を楽しみにしていたモニターの前の皆さんに少しでも戦況をお伝えしようと指を動かす事で興奮を堪える事ができました。


昨年の新人王レースでも注目されたFC東京の背番号NO.1ヒロシナンバワンことOHの迫田は、COVID19の影響で合流の遅れた助っ人外国人ペキに代わり得点頭として期待されましたが、パナのサーブ集中砲火で攻撃の精細を欠く。パナの術中にハマりました。

しかし手原がスタートセッターを任されてからの東京は、リトル東レとでも言いましょうか。センター線を武器にし「レフトは守備」と割りきって迫田、佐藤、OHの経験もあるOP長友もボールを追って全身を投げ出しゴム毬のようにコートに転がってつなぎに貢献。素晴らしいです日本の医療技術。手原とホットラインの栗山、ルーキー武藤の両ミドルが攻撃の主軸になり、パナソニックアリーナにおおっと言わせます。


結果的に第3セットはパナの気の緩みか、ゲームデザイン修正時間か「1セットくらい落としていいや」で東京が取り、東京のセンター線の攻略を終えた第4セットで思惑通りに決着をつけセットカウント1-3でパナソニックパンサーズが初戦を飾りました。


両チーム持ち味を出したいい開幕ゲームでした。
スコアを見ると
長友と佐藤望実が16点
武藤が15点
迫田が14点
栗山が13点

なんともまぁ(笑)横並び。
負けちゃったけどMVPがいないチーム。
手原よく頑張った。

https://www.vleague.jp/form/b/25718

オポジット大怪我絶望からの復活対決において、長友は全身全霊で競技への敬意を示しました。受けて立つ大怪我絶望からの大復活大先輩の清水は、高さもピーク時に戻りつつあり「止められないなら拾って繋ぐぞ」と古賀太一郎の加入によって自信を得た東京ディフェンス陣を嘲笑うように鋭いコントロールショットで渋く得点を重ねる。サーブもよく走ってました。
清水かっこよかった。
ドンと踏み切ってグワっと飛んで、肘より先だけフアっと無駄な力が抜けて繊細で美しかった。



試合後、ダウンストレッチをしている東京エリアに清水が現れ、長友に歩みより声をかけます。女王様のティーパーティーでは、下々の者は女王様に声をかけられるまでは自分からは声をかける事は出来ません。

あの鉄のコミュ障王が、自分から相手チームのさほど繋がりのなさそうな選手に声をかけてますのよ、奥様。
衝撃的でした。

自分は前を行く者、清水の自覚が鉄のコミュ障を融解させたのでしょう。

開幕直前にバレーボールライターの田中夕子さんがリリースした記事。これを読んでマスクを絞らなければならないほど目から汁物が流れたV.LEAGUE愛好家は多かったでしょう。

「今は怪我してキツいかもしれないけど、 乗り越えた先に満足感や達成感、感動も味わえる! 」清水が入院中の長友を励ました言葉。
その時が訪れたね。
素敵風景。枚方まできた甲斐があった。


京都銭湯文化編に続く

小田原アリーナ20190922

2019年09月22日


小田原アリーナ(神奈川県)

2019年度秋季関東大学一部バレーボールリーグ戦
早稲田大学vs日本体育大学






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写真は会場近くの原っぱから見えた真っ白富士山、春季リーグ時に撮ったもの。
夏に雪が溶けちゃうので秋の富士山はまだ黒々しいです。



たしか小田原のシンボル・小田原城からは、箱根が邪魔で富士山は見えないんじゃなかったっけ。
ここまで来て良かった。春のこの印象がよくて秋も小田原を予定に入れていたが、この日はあいにく台風の接近につき雲隠れ。



小田原アリーナは「小田原駅」から小田急各駅停車に乗り換え蛍田駅から徒歩15分。蛍田駅からコンビニはあるけどのんびりした住宅街。



会場で食べるご飯は電車利用の場合は小田原駅で駅弁を購入。ハーフサイズの押し寿司。
旅行に来た感。


この日は車で来場。小田原アリーナは広大な駐車場完備。なんとかフィーバー時なら遠慮するべきだけど、海沿いの箱根駅伝のコースでおなじみの国道1号線を走りたくてドライブ。しかしすっかり忘れててナビ通りに内陸の小田原厚木道路でアプローチすることになったけど途中のパーキングで地元産のみかんジュースとおいしいパンを購入できたので遠足気分だった。

駐車場はガラガラ。今日は男女共催なんですけど。




このブログの基本コンセプトは「バレーボール観戦は旅行だよ」なので、観戦記的なものは避けていたのだけど。加えて、このページを投下する前に早稲田3年連続優勝という形で既にインカレまで幕を閉じているのでインカレの興奮まで盛り込んでるんですけど。


鬱陶しい上に記憶も曖昧な内容なのでオキモチとか「かもしれない」を連発する憶測記事とか嫌いな方はご遠慮ください。


早稲田大学vs日本体育大学

○25-22
○25-22
23-25○
○29-27

帳票は下記リンク先より(全試合分)




春・秋と全勝優勝をした早稲田にとって、この一勝はよくある平凡な一勝だったかもしれないし、結果だけ見てもヘーワセダツヨイネーなのだけど、観客席のおばさんの胸には刺さったよ、というお話。



途中までは隣のコートで行われていた筑波順大戦を見ていて、早稲田日体大戦は得点経過を眺めている程度だった。


第2セットまでは、競り合いながらも最後は抜け出す見慣れた「ワセダツヨイヨネー展開」


第3セットは日体大が奪う。
遠目に見ていても早稲田の動きが小さくなり下を向く姿が増え、逆に日体大コートが躍動しているのを感じ取れた。
日体大はセッターを河東に代えていた。
アーナルホドネー。



筑波が順大を3-1で下し終了。


天候次第では本日の最終戦を見ずにそのまま帰るつもりでいた。
ここ3年間、早稲田は年を追うごとに見る興味を失う程強かった。

「どうせ早稲田が勝つんでしょ。」



第4セット。スタートで飛び出したのは早稲田。2点、3点と点差を広げ村山や吉田が元気にコートを走り回っている。
息を吹き返したか。10点に届くまでは「こりゃ台風が小田原に来る前には帰れるな(このセットで早稲田勝つだろう)」と予感させ腰を落ち着けた。


自分のリアルタイム速報を掘り起こしても11-08まで早稲田が3点をリードしている。




ところがどっこい、日体大の猛攻と宮浦封じ大作戦が当たったようで、早稲田4連続失点。あれよあれよという間にひっくり返された。


この日のこのセット、なんせ攻撃の要3年生OPミヤウラが決まらない。相手ブロック1枚でもコースを限定されクロスは河東の好守備にひっかかると次はラインに嫌われ即失点。





ひっくり返されてなお相手に追加点を許し、早稲田が3点を追う展開に変わった。




相手のミスや、パスが意図通りに返ればセンター線、ルーキー大塚得意のバックアタックなどでサイドアウトは取れるがブレイクが取れない。
攻撃の要ミヤウラが決まらない、吉田も決まらない。吉田?吉田さんはじめましてかな?私。


ここで帳票を見直してみましょう。



大塚バックアタック11/15
77.3%の高い決定率


ルーキーの高い決定率には理由がある。
大塚を狙って打たれたボールはリベロ堀江が横からかっさらい、かっさらった勢いで場外へフレームアウト。大塚の滑走路をクリーンに空ける。ラリー中のニダンなど難しいボールは上がらない。後衛大塚には必ず前衛MBとのタンデム(時間差≠シンクロ)が使われる。今年の早稲田のストロングポイント。
ルーキーを大接待、間違えた、ルーキーがのびのびベストパフォーマンスできるよう仕組まれている。



若い戦力を最大に拡張させ、弱点を攻撃の数的有利と年齢構成でカバーしている、と客席のおばさんは邪推している。



早稲田コートに動揺が見えたのはこの中盤あたり。


崩れたボールを村山(3年MB)が前衛レフトの大塚(1年OH)に上げる。大塚は咄嗟に不細工に返球して相手に叩かれてしまった。早稲田らしくない失点。
ニダンはニダンを捌く事を宿命とされたミヤウラに託すのがセオリーだが、この瞬間、相手に封じられ決まっていないミヤウラに託せない迷いがあったのかもしれない。
自分にラストボールは上がってこないだろうという緩みがあったのかもしれない。



サイドアウトは取れてもブレイクが取れない。
「もう1点」が遠く感じた瞬間だった。
キツイな早稲田。

長くなりそうだ。

台風が近づいてるんですけど。


その動揺の連鎖を武藤(4年背番号2MB)が叩き切る。



冷静なサーブルーティンから
正解なコントロールサーブで絶妙に狙い、相手のバランスを崩す。
サービスエースサービスエース


あんなに欲しかったブレイクが

あっさり 失笑


武藤のサーブでブレイクはエース2本を含む3連続だったかな。
追い付き、逆転。


これをきっかけに早稲田コート落ち着くかと思ったががが、日体大にばかばか打たれバタバタしリードを守れず再び追う展開に。


勝機は日体大の手にあった。


リベロで主将の堀江は守備範囲が広く有能な守備主。
が、安心の宇部商ブランドのパスヒッター・藤中(現ジェイテクト=ハチノフジナカ)が1年中早稲田コートに立った去年までのチームなら「どんなにリードしててもフジナカが後衛に回ったらもう勝てない」と恐れられていた。トランジション恐怖の一斉攻撃は芸術品だった。


フジナカの守備を早スポは「攻撃的レシーブ」と呼んだ。



ミネラルをたっぷり含んだ水を絶やすことなく海に注ぐ豊かな森があってこそ、海では美味しいウニが育つように。
宇部商ブランド藤中の攻撃型ディフェンスは森、去年の宮浦はウニだった。



都の西北~早稲田の森に~




まー、フジナカが前衛に回っても勝てませんでしたけど。



その藤中の代で唯一早稲田に黒星を付けたのが日体大と後で聞いた。ああ、あの早稲田大連勝を止めたのが。


また、7月に行われたナポリユニバで前早稲田セッター小林はこのように3ボールの連携について話していた事を思い出した。



最上級生の卒業とともに最高傑作と称賛された美しい完成形は潔く手放し、新しいチームをデザインするのが学生スポーツ。
攻撃型ディフェンスは一旦手放した。チームはキャンバスに描いては塗り重ね、描いては塗り重ねを繰り返し完成形を模索していた。

飾らずに言えば去年より攻撃力は高いがフロアディフェンスが弱い、なんだけど。
同じ能力の人間なんていない。そこを今コートにいる6人でどう補い戦力を高めるのか、それがやたら生々しく見える試合だった。




決まらなくてもOP宮浦は誰よりも大きく開く。
だからセッターは迷わず真っ直ぐな姿勢からバックトスを放つ。


あれ?セッター代わってない?みつき小林?→卒業しました。中村です。


ちょいちょい知らない事が多い。
どうせ早稲田が勝つんでしょ、って偏見で何も情報を仕入れてなかった。それでいて「どうせ早稲田が勝つんでしょ」アーナルホドネーと知った気になって嫌味を言っていた自分が恥ずかしくなり背筋が寒くなった。


真っ直ぐな姿勢からのバックトスは早稲田規格。トリッキーとは逆のタイプ。東亜セッターとは(略)


距離のあるレフトオープンは多少ブレてもバックトスは生命線。



ラインを割るフォルトはあっても宮浦にミスはない。際どいコースを狙った結果でミスではない。
ベンチは宮浦を下げない。
このメンバーでこの局面を打開しろ。絶対的な自信は送り出したスターティングメンバーかコンセプトか。
OPが開く、セッターは迷わず託す、決まらなくても宮浦の存在は相手の目の端から消えることはない。一点、一点、次のレフト次のセンター線のアシストになる。


MB村山が懸命にブロック枚数を増やすがちょっとバタ付く。ルーキーOH大塚がまだ大学レベルでは得意とは言えない守備でつなぐ。


早稲田はこのセットを落としてもまだタイスコア。でもギリギリの形相。負けない試合をするなら合格、早稲田のバレーはそうじゃない。勝つ試合なんだと。求めなければ楽になるのに、それを求めるから苦しい。
「どうせ早稲田が勝つんでしょ」と2000円払っていながら早く帰りたい客が素通りしても、客が1人もいない無観客試合でもチームは勝つ苦しさから背を向けないだろう。


日体大の少しイージーなティップ(フェイント)は、すかさず堀江が攻撃に繋げる。相手の隙は見逃さない。セッターに安定したボールが返えると反撃、ズドンと決まる。


クビアクの言葉を思い出す。

「重要なのは調子が悪くてもチームの勝利のために戦うこと。」

「重要なのはチームで勝つこと。」

「重要なのは相手を倒す強いメンタリティで戦うこと。」




クビアクの「重要なのは日めくりカレンダー」欲しいですよね。



やっと宮浦が決まった!しかし日体大の宮浦封じ大作戦は手を緩めない。3枚!ドシャット!


くぅーー




中盤少し火力が弱まったが、後半は息の詰まる1点の取り合い。見ているだけなのに、お尻の穴まで力が入る。
ようやく早稲田ベンチが動いた。
タイムではなくワンポイントブロッカーの投入。




ワンポイントブロッカーの投入が直接得点には繋がらなかったが、息を整える時間はできた。


まだタイムあるだろ?なぜタイム取らない?(早稲田はアナリスト陣も強い。超お強い。)




日体大にアドバンテージを握られ、相手の速攻にボールが上がる

撃たれる、
ここまでか、

そのボールを鉄の男・武藤がブロックで阻止
「重要なのは相手を倒す強いメンタリティ」
1点は1点だけど、崖っぷちにぶら下がっていたチーム全員の腕にもう一度力が入る1点がある。
まだ闘える。

チームがどんなに殴られても
チームがどんなに弱っても



「諦めるな」その言葉の底には「諦めちゃうかも(;・∀・)」という人間のソフトな感情が潜んでいる。それを追い払うために「諦めるな」と声を掛け合う。
武藤にはその動揺を感じない。

「重要なのは相手を倒す強いメンタリティ」
鉄人かな。ターミネーターかな。超人ハルクかな。




最後は村山のブロックだったかな。最後が村山のブロックって事は武藤のサーブだったのかな。

3-1
○25-22
○25-22
23-25○
○29-27

早稲田おめ日体大おつ

見返しても平凡にちょっと毛が生えた程度のスコアだったけど

直ぐに会場を去る気持ちになれず、今日も会場で早稲田の応援をしているはずのレディの顔を探してエントランスをウロウロした。


1番上のエントランスの床の寄せ木細工を上から照らす照明の演出は、その時に気がついた。外が暗くなったから気づいた。気付いてよかった。



もう一度帳票を見て見ましょう


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早稲田、■■ばかり。

タイムも残していた。

鉄の男・武藤アタックノーミス

西 12/15 ノーミスの80% 鬼か

べっぷアリーナ【情報収集編】

♨♨♨🏐

🎵晴れ~た空 そよぐ風~

憧れの大分観戦温泉旅行


2019.12.14-15
V.LEAGUE DEVISION 1
大分三好ヴァイセアドラーホームゲーム
公式情報はこちら

大分三好ヴァイセアドラーホームゲーム別府イベントのお知らせ|大分三好ヴァイセアドラー|男子バレーボール


試合情報だけならV公式、チーム情報で十分足りる新生V.LEAGUEに時代になりましたが「大分に来て欲しい、ホームゲームに来て欲しい」
その土地を、そのチームを愛でている人の情報発信は血が通っていて大好きなんです。


あまなつさんの別府tweetをまとめさせていただきました。
別府大会へ行かれる方はもちろん、別府大会エア観戦を楽しむ方にもおすすめの別府大会ガイド

(引用は2019.12.13時点のもの)



なんと有効期限なし❗友達のいない私は2回行けばいいんだ🎵




最寄り駅からバスを使わないなんて実質駅前だね。


【食べたい】


食べたい

た、食べたい

食べたい


《追加》




【別府を知る】

かなり読んだ。


【♨】温泉多過ぎてどこに行けばいいの?



竹瓦温泉おどろきの100円
炭酸泉の源泉なんてお酒に例えたらピンクのドンペリ

コーラより安いなんて意味がわからないよね。


このタオル欲しい❗
めっちゃ欲しい❗
竹瓦温泉|極楽地獄別府



ハイスタ
温泉情報だけでなくグルメや観光情報も




残念ながら今季も自分は大分に行くことが出来ないのですが、あまなつさんのガイドを読んで、もう温泉で温まった気になりました♨




お若い方の中には『立ち寄り湯・共同浴場未経験』の方もいらっしゃるかと思います。


アミューズメント温泉と違い、石鹸やシャンプーなど備え付けは無いと思って下さい。
なんならシャワーもカランも無いところもあります。
浴室と脱衣場も別れていないところもあり実にシンプルなデザイン。


自分の場合、旅行先で湯巡りをする時は洗髪や体をごしごし洗うのは宿泊先か設備のある立ち寄り湯で済ませ、共同浴場では体は流す程度、お湯に浸かることと文化に触れることを楽しみます。


源泉は2,3分浸かっただけでも温まる魔法の体験。10分時間に余裕があったら是非。




旅先で温泉を見つけたらタオル1本or手拭い1本あれば入っちゃう。小さい石鹸は持っていくか売ってる場合もあります。

気分的にパンツだけは着替えたいので、温泉がある街へ行くときは宿泊数の3倍パンツは持って行きます 笑


日本の秘湯
別府温泉エリアの「共同浴場(公衆浴場)」25箇所の外湯まとめ|日本の秘湯



観戦と立ち寄り湯についてはこちらにも書きました。
失敗しないバレーボール観戦と旅【準備編】 - blog


あああああー別府大会に行く人うらやましいーーーー
♨楽しんできてください!🏐も!


《追加》
大分県の登山・トレッキングコース 人気ランキング(72件)

福井・V.LEAGUE2019112-3③

🏐♨🐟2019年11月02日-03日

Vリーグは国内旅行だよ。2日目。

V.LEAGUE2019/20
福井県営体育館 パナソニックパンサーズサブホーム


福井観光のハイライト。東尋坊



東尋坊までのアクセスは福井で在来線に乗りJR芦原温泉駅もしくは、えちぜん鉄道三国港駅」「あわら湯のまち駅」からそれぞれバス便(本数少な目)もありますが、三国港駅から3,40分かけてのんびり海岸線(一部車道)を歩いてアプローチするのをおすすめします。



三国港の宿から東尋坊まで海岸線を歩いて約30分。




夜明けとともに小舟を出す人影。これから釣りですかーと思ったら↓続く



小舟は反対側の湾に流れ着いたごみ回収現場に着いた。

断崖絶壁のため、回収したごみを搬送する手段が船しかないんだって。へえー!
旅先でこうした地元の生活を見させていただくのも楽しい。



バスでアプローチをすると東尋坊のバス停の先はお土産屋さんが軒を連ね、にぎにぎ商売繁盛してて旅情もヘチマもない。

東尋坊と言えば両親や恋人の仇をうった犯人が追い詰められて最後に向かう場所でしょ?

船越英一郎名取裕子に「待ちなさい!」と呼び止められて膝から崩れて泣きながら事件の全貌を語る場所でしょ?

そういう風情が活気づいたお土産屋さんを見てしまうと楽しめないでしょ。








お前じゃない。



2日目は福井観光するかV.LEAGUEを見るか、連れの甥っ子選手の意見を聞くと
「試合見たい」と。

1日目は戦力が拮抗し見応えのある対戦だったけど2日目(パナ×大分三好東レVSVC長野)はワンサイドゲームになるか、クビアクや清水らを温存するかもよ?と免責事項も説明した。

「バレー見たい」



福井県営体育館のアリーナエンドは2列ごとの段差。後ろの列は見えにくくなる。
そんな事もあり、スタンド自由席。

スタンドサイドの方がコートに近いが、バレー初観戦の連れがエンドがいいと。

福井体育館スタンドエンドのビュー(と観戦飯)はこんな感じ↓


観光でのんびりし過ぎて試合開始に遅れてしまった。
第2セット。クビアク、永野はベンチ。ねー。



そのおかげというか、クビアクのいないコートで翼がよい働きをしていた。昨シーズン終わりのクビアクによる久原翼評。
「ヒサハラは1番期待している。でもハードワークをしなければいけない」

クビアクから盗めるだけ盗み、クビアクを倒す存在になってくれ。


昨季のニシダが、代表が濃すぎて(リーグが)物足りないと感じたように、2019年の龍神もまたエキサイティングな経験をした。


国際大会の温度を落とさないよう、コンディションのケアをし、感覚を研ぎ澄ます2019/20シーズンになって欲しい。


もうひとつ。今シーズン初観戦でしたが清水の復調が大変嬉しかった。地元だった事もあるけど、ヒーローインタビューでは以前より顔を高く上げ堂々とし「自分を見てくれ」と全身から伝わってきた。




福井大会は初観戦だったけどとても満喫した。会場も過ごしやすくパンサーズのホーム作りも心地よかった。


バレーボール観戦自体初観戦だった甥っ子も大変楽しんでくれてまた付き合ってくれるって。でも今度はあんまりバタバタしないでバレーだけ見たいって!!


おばさんは福井に来たら恐竜博物館に行きたかったんだけどね。
あなたが小さい頃、上野の国立博物館にも幕張の大恐竜博にも付き合ってあげたじゃん。恐竜好きだったでしょ?


甥っ子「バレーは1年で1回しか福井に来ないんでしょ?恐竜博物館はいつでもいけるじゃん」


そういう事じゃないんだよ





福井・V.LEAGUE2019112-3②

🏐♨🐟2019年11月02日-03日

Vリーグは国内旅行だよ


2019年11月02日(土)
第1試合
パナソニックパンサーズ
vs東レアローズ

試合結果 3-1 パナソニックパンサーズの勝利🙌

東レ×パナ戦は私的にVの中で最も興奮する対局と位置付けて長く見続けており、チー顔(チームの顔/パンフレット)なくても無問題。
手ぶらでいけるバレーボール観戦、国際大会よりも1年でチームが変わる学生大会よりもV.LEAGUEは身近でラクだ。



バレー初観戦の連れは「ビジュアルはルジェがリーグNO.1」それ以外の解説を入れなくてもこっちがビックリする程、興奮して夢中で観戦していた。



第4セットは白熱のデュース31-29ゲームセット。3-1でパナソニックパンサーズの勝利。序盤は精彩を欠いたが回収ゾーンに入ったクビアクはお見事だった。クビアクと連携する永野にも身悶えするほど痺れた。

ヒーローインタビューは清水。地元で復帰が叶った喜び、地元への感謝を語り、競技者として全力を注ぐ決意表明。

応援してるぞ清水。

ノンポリシートで試合の余韻に浸る。

パナの選手達はコート上で一通りのホームイベント儀式を行っていた。

遠くから眺めながらじっとしていられず一声「クビアクーー!」と叫ぶと、こっちを振り向いて親指👍を立てて応えてくれた。
わーい\(^o^)/と手を振ると、少し顔を斜めに振ってもう一度笑顔で👍


🇵🇱 から来た人たらしのテクニックに魅了され、隣にいた連れ(男子)が「わークビアクきゅんときたー」と言い残し気絶。

福井まで来てオツリが出た。




気絶している場合ではない。


第2試合が始まる頃には福井駅に戻らなければいけない。


この日は会場からシャトルバスの運行が案内されていたが、その時間まで待てない。

15:40頃の路線バスに乗り16時過ぎ福井駅からえちぜん鉄道に乗り、終点の三国港駅日本海を目指す。


日没の時刻は17:00。


えちぜん鉄道は西へ、のんびり夕陽を追いかける。




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えちぜん鉄道

三国海岸サンセットビーチ

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通りすがりの夕陽撮影カメラマンズにビューポイント尋ねる。


空と海の境界が赤く焼け、やがて紺色に包まれ白い月が主張する。



慌ただしかった1日のゲームセット。心が洗われる。


本日の宿はこの海岸沿いに佇む素朴な民宿。

惜しくもカニ漁解禁前だったがノドクロの塩焼きが大変美味しかった。


部屋の設えもお料理の器も何も気負いがなく簡素で、しかし清潔で、海鮮料理は抜群に美味しく、源泉かけ流し天然温泉は貸し切り状態。

満室と聞いたが4組しかいない。団体客がいなく騒々しくない。


ソロ旅では密閉されたビジネスホテルを選択しがちだが、連れがいるとこうした温泉宿に泊まることが出来て気楽に身を委ねられる。


初めて来た街の初めて泊まった宿だけど あー落ち着く。


お腹も満たされ、疲れを癒され21時就寝。zzz



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美味しいね
美味しいね

今日いい試合だったね
いい試合だったね


2日目に続く

福井・V.LEAGUE20191102-03①

Vリーグは国内旅行だよ

🏐♨🐟
2019年11月02日-03日

福井県営体育館
パナソニックパンサーズサブホーム


第1試合 13:00開始

パナソニックパンサーズ
vs東レアローズ


【移動】
東京駅0733発東海道新幹線ひかり→0944米原乗換→0956発特急しらさぎ→福井1056着→福井駅からバスで20分。

自宅から東京駅までの移動を含め合計約5時間強。



【概算費用】
東京駅ー福井駅 新幹線ひかりと特急しらさぎ自由席
¥14,130×2=¥28,260
福井駅ー体育館路線バス¥300×4=1,200
宿泊¥14,000(1泊2食付)源泉掛け流し♨
1日目アリーナエンド前売¥4,000
2日目スタンド自由席当日¥3,000
市内移動 ¥2,000位
食事他¥5,000位

1泊2日観戦付き概算費用=¥57,460 (同行者の分もお見舞いしたのでさらに.倍)

🇵🇱 から来た人たらしは、私財投げ売ってでも見たい選手なんです(白眼)



・・・

ていうか、🇵🇱 人たらし以前から愛して止まない某の栄誉賞受賞日だと思って19/20スケジュール発表時点で今年の観戦旅行先を福井に決めたんですけどね。





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マネキンになってました。






中の人はパリバレーで奮闘中。
頑張れ✊




なんだ福井、当日朝発で余裕で行けるじゃーん。


甘かった。
三連休を甘くみていた。東京駅も乗り換えの米原も行楽客でごった返し思うように進めず。車内販売も来ない。

旅行はいいよね~。みんな旅行に行くんだ~。私も~( ´∀`)


なんとか特急しらさぎ3号自由席に乗り込むも席が取れず。福井行きの手配をしたのは1週間前。その時点で指定席は売り切れていた。


うーん。計画とは。


そんな車内でも厚底のトレッキングシューズは疲れ知らずで安定する。


米原から福井まで約1時間。
特急しらさぎ号、視界を遮る高い建物が少なく遠くまで広がる車窓の景色を楽しむ。
普段の生活圏を脱出した解放感で、しぼんでいた心の風船が膨らむ。


海だー!←琵琶湖です。


特急しらさぎ号は混雑のため5分程遅れて福井駅に到着。
福井駅で連れと合流。

久しぶりに会うこの旅の連れ(甥っ子)「さっきから何度も目の前を通ってるのに何で気づかないんだよ💢」

懐かしんでいる場合ではない。
試合開始まで2時間を切っている。それまでにやる事をやらねば。
体育館までのバス乗り場と時刻表を確認。

運動公園までは外回り内回り合わせて1時間で4本の便がある。

開場時間より少し遅れるが、駅周辺で福井県出身のVC長野森崎選手リコメンドの越前そばを食す。
タスク1消化。



そばなんて注文してから5分で出てくるだろ。→出てこない。15分かかった。

福井県は時間がゆっくりと流れている。
私が時計を気にしてイラ付く度に連れから何度も「ここは東京じゃないんだよ」と諭された。

性格の違う旅の連れは尊い


バスロータリーに面した観光案内所で本日の宿までのアクセスと観光オプションのルートや所要時間を確認。


手のひらのスマホで情報を得られる世の中だけど、旅先では必ず観光案内所に立ち寄る。広げた地図から見つけられる寄り道オプション。
案内所スタッフさんは元気で明るく冗談を交えながら「福井楽しんでってねー」と笑顔でお見送り。
AIではできない仕事。

(余談だが、山形・鳥海山近くの観光案内のお兄さんは言語が難解だったがイケメン。山形の言語は難解。)




素朴な路線バス。素朴な街並み。
清水邦広を育てた街。

バス停から体育館へ向かう途中に渡った川では鴨の親子がくるくると泳いでいた。


福井県営体育館は陸上競技場、野球場、広い広い総合運動公園の一角にある。
すきま風などない空調完備の近代的な建物でエントランスは吹き抜けで開放的。トイレも清潔でキレイ。
【スリッパは必要ありません】



エントランスロビーは選手のパネル展示やグッズ販売で程よく活気付いていた。ドーナツとホットコーヒーの販売も盛況。販売スタッフのお姉さん達もチケットもぎりのお姉さん達も「はーいーどうぞー♪」明るく気持ちの良い対応をしてくれた。



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アリーナ席は、ゲーム終了後の選手とハイタッチやサイン会などの特典満載のゴールドだかプラチナだかの「パンサーズシート」それ以外のアリーナ席もパンサーズタオルが特典に付いてきた。

公式でも細かく案内されていてわかりやすい。新生V.LEAGUE2年目、観客おもてなしの工夫が随所に見られた。閉鎖的だったVリーグからV.LEAGUEへの変貌。こうした主催ゲームの運営を応援したい。

https://panasonic.co.jp/sports/volleyball/homegame/2019-20/20191102/



われわれは当然パンサーズシート、じゃない方のアリーナエンド(安価)。選手との触れ合いなど決められたメニューの消化よりも比較的自由なノンポリを好む。
正面に黒豹ドロップ。ビューは最高。




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そういえば、この写真↑を見て思い出したけどホームチームイベントではパナのキッズエスコートがあったけどビジターチームのキッズエスコートはあったっけ?(個人的にホームアドバンテージは露骨にあってもいいと思う派)



Vリーグは国内旅行だよ②へ続く

福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(温泉編)

バレーボール国体東北ブロック大会にFC東京バレーボールチーム及びOB達が出場するってんで、勢いで福島日帰りを決めた。

折角東北に来たんだから温泉に入りたい。


『遠征は旅行ではない』という格言も存在するが、私は多少強引にでも遠征を旅行にする。



トヨタクラウンアリーナ(福島市国体記念体育館)周辺の道路標識に



【微湯温泉nuruyu hot spring】


という行き先表示をよく見かけた。
微湯と書いて【ぬる湯】と読ませる。
なんだか時効警察を思い出す。


こんなに標識でお知らせがいっぱいされてるなら近そうだし行って見るか。


甘かった...





直線直角の広い市街地道路の信号がある交差点から数100m入っただけで車1台分の幅しかない山道だった。


カーブミラーはあるが肝心の鏡が無い。
カーブで対向車に気を使い神経がすり減る。街灯は勿論無くて反射板すら途切れ途切れ。


日が沈んで「すみません、道に迷ってしまったので今晩泊めてください」と民家の玄関を開けたら山姥が出刃包丁研いでる系の山道。

だが民家がない。



幸い、私も山登りを趣味とする山ヴァヴァアなので恐怖心はないが


グルグルグル…グルグルグル

カーブ続きでハンドルをぐるぐる回してなければならないのがメンドクサイ。
対向車が現れたら、すれ違いが出来るポイントまでどちらかが細い山道をバックしなければならない。


グルグルグル、グルグルグル

メンドクサイヨー

疲れたよーお家に帰りたいよー!

結構登ったと思う。
スッと道が平らな直線になり

山道の突き当たりに緑に囲まれた大きな古民家が現れた。



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自分の車のエンジンを切ると静寂。ハンドルから手を放すだけでリラックスできた。

ふーっと深呼吸

庭先も建物の中も手入れが行き届いてホッとする。

一見して人の姿はなく人の気配もない。


こんにちはーごめんくださーい



ようこそいらっしゃいませー


中から現れたのは山姥でなく、若く可愛らしい女将。山に咲くすずらんのようだ。

ホッとする。



入り口には
「日本秘湯を守る会スタンプ」の貼り紙。



フッ........秘湯だったとわな。

負けたぜ。




秘湯なら秘湯って街中の道路標識に【秘湯 ラビリンスhot spring】って書いとけよ!!!!



ちなみに山ヴァヴァアがこの1ヶ月間の旅先で「この近くに温泉ないかな」「行ってみたら秘湯だった」温泉はこれで三軒目。
秘湯に呼ばれてる。


その前の二軒は残念ながらハズレだったけど、ここはお湯に入るまでの間で和める。




中の様子はリンク先のレーポート通り。

さて「微湯」はどんな感じかい?

これ「湯?」

「ぬる水」では?


ふふふふ。笑いが込み上げてくる。本当にぬるい。

ふふふふ。ぬるい。


あーいいお湯だったと言い切れない温度。ぬるいけど、帰り道はココロがスッキリしてストレスが全く残らなかった。





バレーも白熱ではないところで「来てヨカッタ」と思えたし
今回もいい観戦旅行ができました。