第53回暇つぶし杯

バレーボール観戦と山旅と湯の記録

福井・V.LEAGUE2019112-3②

🏐♨🐟2019年11月02日-03日

Vリーグは国内旅行だよ


2019年11月02日(土)
第1試合
パナソニックパンサーズ
vs東レアローズ

試合結果 3-1 パナソニックパンサーズの勝利🙌

東レ×パナ戦は私的にVの中で最も興奮する対局と位置付けて長く見続けており、チー顔(チームの顔/パンフレット)なくても無問題。
手ぶらでいけるバレーボール観戦、国際大会よりも1年でチームが変わる学生大会よりもV.LEAGUEは身近でラクだ。



バレー初観戦の連れは「ビジュアルはルジェがリーグNO.1」それ以外の解説を入れなくてもこっちがビックリする程、興奮して夢中で観戦していた。



第4セットは白熱のデュース31-29ゲームセット。3-1でパナソニックパンサーズの勝利。序盤は精彩を欠いたが回収ゾーンに入ったクビアクはお見事だった。クビアクと連携する永野にも身悶えするほど痺れた。

ヒーローインタビューは清水。地元で復帰が叶った喜び、地元への感謝を語り、競技者として全力を注ぐ決意表明。

応援してるぞ清水。

ノンポリシートで試合の余韻に浸る。

パナの選手達はコート上で一通りのホームイベント儀式を行っていた。

遠くから眺めながらじっとしていられず一声「クビアクーー!」と叫ぶと、こっちを振り向いて親指👍を立てて応えてくれた。
わーい\(^o^)/と手を振ると、少し顔を斜めに振ってもう一度笑顔で👍


🇵🇱 から来た人たらしのテクニックに魅了され、隣にいた連れ(男子)が「わークビアクきゅんときたー」と言い残し気絶。

福井まで来てオツリが出た。




気絶している場合ではない。


第2試合が始まる頃には福井駅に戻らなければいけない。


この日は会場からシャトルバスの運行が案内されていたが、その時間まで待てない。

15:40頃の路線バスに乗り16時過ぎ福井駅からえちぜん鉄道に乗り、終点の三国港駅日本海を目指す。


日没の時刻は17:00。


えちぜん鉄道は西へ、のんびり夕陽を追いかける。




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えちぜん鉄道

三国海岸サンセットビーチ

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通りすがりの夕陽撮影カメラマンズにビューポイント尋ねる。


空と海の境界が赤く焼け、やがて紺色に包まれ白い月が主張する。



慌ただしかった1日のゲームセット。心が洗われる。


本日の宿はこの海岸沿いに佇む素朴な民宿。

惜しくもカニ漁解禁前だったがノドクロの塩焼きが大変美味しかった。


部屋の設えもお料理の器も何も気負いがなく簡素で、しかし清潔で、海鮮料理は抜群に美味しく、源泉かけ流し天然温泉は貸し切り状態。

満室と聞いたが4組しかいない。団体客がいなく騒々しくない。


ソロ旅では密閉されたビジネスホテルを選択しがちだが、連れがいるとこうした温泉宿に泊まることが出来て気楽に身を委ねられる。


初めて来た街の初めて泊まった宿だけど あー落ち着く。


お腹も満たされ、疲れを癒され21時就寝。zzz



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美味しいね
美味しいね

今日いい試合だったね
いい試合だったね


2日目に続く

福井・V.LEAGUE20191102-03①

Vリーグは国内旅行だよ

🏐♨🐟
2019年11月02日-03日

福井県営体育館
パナソニックパンサーズサブホーム


第1試合 13:00開始

パナソニックパンサーズ
vs東レアローズ


【移動】
東京駅0733発東海道新幹線ひかり→0944米原乗換→0956発特急しらさぎ→福井1056着→福井駅からバスで20分。

自宅から東京駅までの移動を含め合計約5時間強。



【概算費用】
東京駅ー福井駅 新幹線ひかりと特急しらさぎ自由席
¥14,130×2=¥28,260
福井駅ー体育館路線バス¥300×4=1,200
宿泊¥14,000(1泊2食付)源泉掛け流し♨
1日目アリーナエンド前売¥4,000
2日目スタンド自由席当日¥3,000
市内移動 ¥2,000位
食事他¥5,000位

1泊2日観戦付き概算費用=¥57,460 (同行者の分もお見舞いしたのでさらに.倍)

🇵🇱 から来た人たらしは、私財投げ売ってでも見たい選手なんです(白眼)



・・・

ていうか、🇵🇱 人たらし以前から愛して止まない某の栄誉賞受賞日だと思って19/20スケジュール発表時点で今年の観戦旅行先を福井に決めたんですけどね。





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マネキンになってました。






中の人はパリバレーで奮闘中。
頑張れ✊




なんだ福井、当日朝発で余裕で行けるじゃーん。


甘かった。
三連休を甘くみていた。東京駅も乗り換えの米原も行楽客でごった返し思うように進めず。車内販売も来ない。

旅行はいいよね~。みんな旅行に行くんだ~。私も~( ´∀`)


なんとか特急しらさぎ3号自由席に乗り込むも席が取れず。福井行きの手配をしたのは1週間前。その時点で指定席は売り切れていた。


うーん。計画とは。


そんな車内でも厚底のトレッキングシューズは疲れ知らずで安定する。


米原から福井まで約1時間。
特急しらさぎ号、視界を遮る高い建物が少なく遠くまで広がる車窓の景色を楽しむ。
普段の生活圏を脱出した解放感で、しぼんでいた心の風船が膨らむ。


海だー!←琵琶湖です。


特急しらさぎ号は混雑のため5分程遅れて福井駅に到着。
福井駅で連れと合流。

久しぶりに会うこの旅の連れ(甥っ子)「さっきから何度も目の前を通ってるのに何で気づかないんだよ💢」

懐かしんでいる場合ではない。
試合開始まで2時間を切っている。それまでにやる事をやらねば。
体育館までのバス乗り場と時刻表を確認。

運動公園までは外回り内回り合わせて1時間で4本の便がある。

開場時間より少し遅れるが、駅周辺で福井県出身のVC長野森崎選手リコメンドの越前そばを食す。
タスク1消化。



そばなんて注文してから5分で出てくるだろ。→出てこない。15分かかった。

福井県は時間がゆっくりと流れている。
私が時計を気にしてイラ付く度に連れから何度も「ここは東京じゃないんだよ」と諭された。

性格の違う旅の連れは尊い


バスロータリーに面した観光案内所で本日の宿までのアクセスと観光オプションのルートや所要時間を確認。


手のひらのスマホで情報を得られる世の中だけど、旅先では必ず観光案内所に立ち寄る。広げた地図から見つけられる寄り道オプション。
案内所スタッフさんは元気で明るく冗談を交えながら「福井楽しんでってねー」と笑顔でお見送り。
AIではできない仕事。

(余談だが、山形・鳥海山近くの観光案内のお兄さんは言語が難解だったがイケメン。山形の言語は難解。)




素朴な路線バス。素朴な街並み。
清水邦広を育てた街。

バス停から体育館へ向かう途中に渡った川では鴨の親子がくるくると泳いでいた。


福井県営体育館は陸上競技場、野球場、広い広い総合運動公園の一角にある。
すきま風などない空調完備の近代的な建物でエントランスは吹き抜けで開放的。トイレも清潔でキレイ。
【スリッパは必要ありません】



エントランスロビーは選手のパネル展示やグッズ販売で程よく活気付いていた。ドーナツとホットコーヒーの販売も盛況。販売スタッフのお姉さん達もチケットもぎりのお姉さん達も「はーいーどうぞー♪」明るく気持ちの良い対応をしてくれた。



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アリーナ席は、ゲーム終了後の選手とハイタッチやサイン会などの特典満載のゴールドだかプラチナだかの「パンサーズシート」それ以外のアリーナ席もパンサーズタオルが特典に付いてきた。

公式でも細かく案内されていてわかりやすい。新生V.LEAGUE2年目、観客おもてなしの工夫が随所に見られた。閉鎖的だったVリーグからV.LEAGUEへの変貌。こうした主催ゲームの運営を応援したい。

https://panasonic.co.jp/sports/volleyball/homegame/2019-20/20191102/



われわれは当然パンサーズシート、じゃない方のアリーナエンド(安価)。選手との触れ合いなど決められたメニューの消化よりも比較的自由なノンポリを好む。
正面に黒豹ドロップ。ビューは最高。




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そういえば、この写真↑を見て思い出したけどホームチームイベントではパナのキッズエスコートがあったけどビジターチームのキッズエスコートはあったっけ?(個人的にホームアドバンテージは露骨にあってもいいと思う派)



Vリーグは国内旅行だよ②へ続く

福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(温泉編)

バレーボール国体東北ブロック大会にFC東京バレーボールチーム及びOB達が出場するってんで、勢いで福島日帰りを決めた。

折角東北に来たんだから温泉に入りたい。


『遠征は旅行ではない』という格言も存在するが、私は多少強引にでも遠征を旅行にする。



トヨタクラウンアリーナ(福島市国体記念体育館)周辺の道路標識に



【微湯温泉nuruyu hot spring】


という行き先表示をよく見かけた。
微湯と書いて【ぬる湯】と読ませる。
なんだか時効警察を思い出す。


こんなに標識でお知らせがいっぱいされてるなら近そうだし行って見るか。


甘かった...





直線直角の広い市街地道路の信号がある交差点から数100m入っただけで車1台分の幅しかない山道だった。


カーブミラーはあるが肝心の鏡が無い。
カーブで対向車に気を使い神経がすり減る。街灯は勿論無くて反射板すら途切れ途切れ。


日が沈んで「すみません、道に迷ってしまったので今晩泊めてください」と民家の玄関を開けたら山姥が出刃包丁研いでる系の山道。

だが民家がない。



幸い、私も山登りを趣味とする山ヴァヴァアなので恐怖心はないが


グルグルグル…グルグルグル

カーブ続きでハンドルをぐるぐる回してなければならないのがメンドクサイ。
対向車が現れたら、すれ違いが出来るポイントまでどちらかが細い山道をバックしなければならない。


グルグルグル、グルグルグル

メンドクサイヨー

疲れたよーお家に帰りたいよー!

結構登ったと思う。
スッと道が平らな直線になり

山道の突き当たりに緑に囲まれた大きな古民家が現れた。



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自分の車のエンジンを切ると静寂。ハンドルから手を放すだけでリラックスできた。

ふーっと深呼吸

庭先も建物の中も手入れが行き届いてホッとする。

一見して人の姿はなく人の気配もない。


こんにちはーごめんくださーい



ようこそいらっしゃいませー


中から現れたのは山姥でなく、若く可愛らしい女将。山に咲くすずらんのようだ。

ホッとする。



入り口には
「日本秘湯を守る会スタンプ」の貼り紙。



フッ........秘湯だったとわな。

負けたぜ。




秘湯なら秘湯って街中の道路標識に【秘湯 ラビリンスhot spring】って書いとけよ!!!!



ちなみに山ヴァヴァアがこの1ヶ月間の旅先で「この近くに温泉ないかな」「行ってみたら秘湯だった」温泉はこれで三軒目。
秘湯に呼ばれてる。


その前の二軒は残念ながらハズレだったけど、ここはお湯に入るまでの間で和める。




中の様子はリンク先のレーポート通り。

さて「微湯」はどんな感じかい?

これ「湯?」

「ぬる水」では?


ふふふふ。笑いが込み上げてくる。本当にぬるい。

ふふふふ。ぬるい。


あーいいお湯だったと言い切れない温度。ぬるいけど、帰り道はココロがスッキリしてストレスが全く残らなかった。





バレーも白熱ではないところで「来てヨカッタ」と思えたし
今回もいい観戦旅行ができました。

福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(観戦編)

🏐🍒♨🚙
2019.09.01(sun)

第74回国民体育大会東北ブロック大会

バレーボール観戦好きおばさんの休日の過ごし方

出発編はコチラ福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(出発編) - blog



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福島西インターを下りると正面にビジネスホテルがあり、敷地内で背の高いお兄さん達が輪になって楽しそうにストレッチをしていた。


ICからルートも簡単。「国体記念体育館→」の標識も多く1度左折しただけで前方にインターネットで見た体育館の姿が右に見えた。ICから10分弱だったろうか。

途中のコンビニでお菓子と飲み物を買い、地方コンビニ特有の巨大駐車場で運転疲れの体をほぐすため私もストレッチをした。
時間に余裕があった。


車種が体育館名になっているだけに広大な駐車場完備。



体育館はコート2面張れる大きさ、天井が高く空間的な広さはあるものの常設スタンド席は500席位かな?小ぶりな印象。


三島のように「体育館」の用をたしただけのストイックな文教施設ではなく、トレーニングルーム、研修室他ロビーもあり地域のレク要素を含んだ複合施設のタイプ。トイレもきれい。

会場に着くと第1試合に出場する岩手と宮城がコート練習を行っていた。

噂に聞いていた山田のニューヘアスタイリング。両腕は昨今流行りのスリーブ黒、両足は黒いレガース(とは言わない)

↑やかましい見た目だ()


手塚は?


いない


まさか昨日で帰ったんじゃ....
ザワザワ....

ita-


けだるい


あと何回見れるだろうね


手塚も山田も1988年昭和64年生まれ

そろそろお迎えが来てもおかしくない。福島まで来てヨカッタ。


第1試合 山形2-0宮城

試合はストレートで山形が勝ち「いきいき茨城ゆめ国体」行きの切符を手に入れた。

手塚のスパイクはほぼ決まっていた。別格だったと。打点の高さボールの重さ、コース。アタックラインの内側にもズバズバ決まっていた。
最近、東北でV.LEAGUE男子の試合はあったっけ?
是非ご覧下さい東北が生んだVリーガーを。


山田はその2枚目エース様と地元選手、戦力のバラ付きを3枚目のキャラクターをもって山形を1つに纏めていた。それぞれのスパイカーに丁寧にトスを上げ、声をかけ、素早くセットポジションに入ると分かりやすく体と顔をメンバーに向けはっきりサインを出す(順大セッター)
山田に司令塔というゴージャスな表現は似合わない。ご注文を聞き「はいお待たせー」と提供し、後片付けもする。街の定食屋のマスターぐらいの呼び方のがしっくりくる。
自分がブロックを決めると滑稽に大ハシャギをし笑いを起こす。イケメンエースでは与えられない戦力で山形チームを活気づける。

手塚1人が決めていてもチームは勝利の喜びを分かち合えないかもしれない。


第2セット中盤、火力を上げてきた宮城に連続ポイントを許し追い付かれる。直後、手塚の鮮やかなパイプは、コートを真っ二つにする見本のようなパイプ。


福島まで来たオツリが出た。


山形マッチポイントでサーブに立つ手塚。得点板を確認する動作を私はしっかりチェック。
そして豪快にネットのど真ん中にぶち当てるミス。


東京サポ「平常運転」


この速報をタイムラインを見ている東京サポにお届けするために私は福島にいた。



結果的に山形の選手のスパイクで勝利を決め、美しい形で終わったとも言える。

めでたしめでたし。



山形がいきいき茨城ゆめ国体行きを決めた直後、次の試合に出場する岩手ユニの選手が山形ベンチに現れ、手塚にボディタッチする。
リベロの山本洋平だ!

体の小さな洋平に体の大きな大ちゃんが小さくなるように耳を傾ける。懐かさは感じなかった。



そこには山田もいて、自分の席から顔は見えなかったが岩手の橋本卓也、後からFC東京現役の小田嶋も加わったか

年齢順に並べると
洋平→山田手塚→橋本91(90年代早生まれ)→小田嶋



第2試合 岩手2-1青森

青森が1セット先取、第2セットも青森がリードしていたが岩手が中盤に追い付き逆転。のるかそるかの展開に会場は大いに盛り上がった。
個の得点力は青森も高かったがゲームスキルが勝敗を分けたか、バレーボールらしい。
ゲームのフックとなるところでストレートを打ちこんでいた青森4番が最後、スパイクをアンテナに当てるフォルトで試合が決まった(と思う)



青森の攻撃の中心だった4番君。帰宅後にTwitterを辿り関東1部の大学の選手だと知る。
秋リーグで見よう。


得意のクロススパイクだけで相手にボールを繋げさせなかったV.LEAGUEの手塚おじさん(30)を、4番君はどう思っただろう。




岩手がいきいき茨城ゆめ茨城行きを決めると、今度は手塚が洋平の後ろから近づいてボディタッチ。
再びFC東京グループメンバーの談笑がはじまった。

またやってる(・∀・)


その中で橋本と手塚が握手をしていた、ように見えた





客席からは話の内容はわからない。自分の顔認識能力の弱さが見た幻想だったかもしれない。

「大さん、さっさと東京辞めて岡崎建設に来てください」というジョークでも交わしていたかもしれない。



橋本は現在JTで活躍する山本将平の同期。この世代は他に岡崎と竹浪がいる。いた。

この4人は東京が僅か一瞬強かった時期の後に入部、それぞれ一桁台の背番号が与えられた。

強くなるといい新人が入ってくるんだなー。

そう思った。

甘かった。

竹浪を除く3人は僅か3年でチームを去った。それが前出の11人もの選手が離脱した時期。


特徴的だったのは、11人の中に橋本ら社歴の浅い若い選手も多かった事と、カレンダーが新シーズンに変わってからの将平の退団、移籍同意書が発生しない他チームへの移籍。



なんでこんな事になったんだろう。

様々な噂、短くない年月を応援席に座っているとそこそこチームに近い人からのたれ込み情報が耳に入ることもなくはないが




(-_-)



(-_-)(-_-)

それ以来ずっと今日までこんな顔で東京を眺めていた事を自覚した。



その時に何かを知り得た気になって、白と黒に色分けして物語を終わらすのは馬鹿らしい事だった。物語は続いている。



今日 福島に来てヨカッタ。




勝戦 岩手2-0山形
.

東北代表1
岩手県
監督 岡崎希裕
①伊藤康宏
2.山本洋平🔵🔴
3.松澤祥希
4.外﨑宏志郎
5.石川優
6.橋本卓也🔵🔴
7.太野祐介
8.花坂郁也
9.西村優輝
10.鎌田敏弥
11.佐藤隼人
12.小田嶋大貴🔵🔴

東北代表2
山形県
監督木村一紀
①鈴木克
2.佐藤拓真
3.木村隼也
4.山田要平🔵🔴
5.加藤智之
6.齊藤洋介
7.北沢魁斗
8.高橋光地
9.手塚大🔵🔴
10.尾形哲郎
11.加藤椋介
12.福井俊輔




時計を見るとまだ13時半だった。
チクチクチク🕐



今から温泉♨にサクッと入って帰ってもバスケWC中継に間に合うかも



福島・温泉編に続く

福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(出発編)

🏐🍒♨🚙
2019.09.01(sun)

第74回国民体育大会東北ブロック大会
略して国体東北ブロック大会を観戦しに福島に行き秘湯・微湯温泉に行ってきた。



【体育館】トヨタクラウンアリーナ
(国体記念体育館)

入場料:無料
パンフレット:500円

【温泉】微湯温泉(福島県/日本秘湯を守る会登録温泉)

温泉代:500円だったと思う

【移動交通費】マイカー利用
16000円位(高速代、ガソリン代)


バレーボール観戦とは全日本の試合をTVで見るもので、わざわざお金をかけて地方の国体ブロック大会に足を運ぶ人達は変わり者のマニアだと思っていた。



FC東京バレーボールチームのスタア手塚選手とセッターの山田選手が地元・山形県のメンバーとして週末に行われる国体東北ブロック大会に出場するというビッグニュースが飛び出したのは木曜日の夜。



私はFC東京バレーチームをそこそこ応援していて、手塚選手をこよなく愛でている。(以下敬称略)


手塚と山田は山形県出身、共に88年生まれ。山田は15/16シーズンに大分三好ヴァイセアドラーから移籍してきた選手なので「同期」という繋がりではない。人前でイチャイチャするリービン&オノデラや富松松本のような間柄でもないが、東京の年齢構成上のせいか、そこには壁のない関係性が見え、山田の登場で手塚がただのイケメンから味わいのあるイケメンにブレンドされたと思う。


この2人のコンビは郷里の特産物にちなんで一部のファンから「チェリーズ🍒」と呼ばれ愛されている。
(以下敬称略)


チェリーズが揃った試合で忘れられない試合がある。


16/17
昨シーズンからこのシーズンが始まる前にFC東京から11人もの選手達が離脱した。


1ポイントも奪えない長~い連敗の末、やっと掴んだシーズン初勝利 広島大会 JT戦。




山田が手塚に放ったロングセットは、一分の迷いもエゴもなくピュアで美しかった。




こよなく愛する手塚単体の出場でもこんなに心がザワ付くことはなかったと思う。チェリーズ🍒の参戦....



どうしよう、東北ブロックに行きたい。


そのニュースに飛び付き早速検索しアクセスや試合開始時間、大会概要を入手すべく動き出したが、始めにヒットした情報は


「出場チームのお弁当の予約方法のご案内」だ。


うん、マニアック大会とはそういうもの。関係者による関係者のための大会。お知らせは関係者に向けたもの。



それでも会場の所在地は分かった。



福島か!?


…福島はとてもいいところだ。すっかり心を奪われ3年連続で訪れている。



絶妙な距離だ。
自宅から300km弱。
東北道で3時間半





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日帰りで行けちゃうじゃないか...


チェリーズへの愛が試されている。


同じ東北でも青森なら距離を理由に考えるまでもなく諦めた。


日本海側の秋田山形でも


まてよ。まだ試合スケジュールが分からない。こういうマニアック大会は土曜日の1日で完結するケースが多い。



土曜日は仕事なのでこれまでにも「行きたーい」と散々騒ぎながら見送られてきた。


行きたいけれど、行きたいけれど草の根を掻き分け、宝探しをするように情報を集めるのがメンドクサイ。
「お弁当の予約のお知らせ」で自分の行く末を案じ諦めかけた。
私はマニアでもオタクでもない。



そうこうしているとTwitterで相互フォローしている東京サポさんが掘り当てた財宝(試合スケジュール、対戦カードPDF)を惜しげもなくスっと送ってくれた。


なんて優しい人なんだ!



ふむふむ、と大会スケジュールに目を通す。
土日の二日間で行われる。
日曜もあるんだ!
土曜日の結果次第で日曜日の国体本戦代表チーム決定戦が行われる。


それでも私はまだこの時点で「そもそも手塚はこういう大会で本気を出すかな。」という疑念があった。本気を出すとは:休みの度に山形チームと合流してコンビを合わせて云々........福島まで行ったところで試合がつまらなかったら....


コンビ?
コンビは東京から持ち込みだ。


なんでチェリーズ🍒で出るんだよ。(振り出しに戻る)

見たいじゃないか。


福島は近い。つい半月前に行ってきたばかりだ。
いいところなんだ。





土曜日にタイムラインを覗くとFC東京グループの試合なら、日本中どこにでも行き、現地から速報してくれる東京サポさんがやはり福島から速報を発信していた。頭が下がる。


試合結果も分かった。



山形、岩手共に翌日の代表決定戦に出場する。調べていないが岩手のロースターにはFC東京OBの橋本卓也が入っているはずだ。橋本のことも気になっていた。ロースターと言いたかっただけではない。



スリッパはいりますか!?

東京サポさん「上履きは必要です」


宝物(情報)は全て揃ってしまった。


問題は次々クリアになる。
自分が地方ブロック大会に参じる変わり者のマニアになるのに抵抗があるだけだ。


Q.行こうかどうか悩んで眠れません

サポさん「行くしかないのでは?」


もはや愛を試され、試された結果、自分が合格ラインに立っている事に怖じ気づいている場合ではなかった。


財宝(大会情報)を分け与えてくれたFC東京サポさんに礼を尽くす為にも行こう。


残るチェックポイントは、福島での試合開始9:30(早くない?)に間に合うように起床できるか、のみ。



残念ながらワクワクし過ぎて十分に眠れず覚醒したように4:00に飛び起き支度を済ませガソリンを入れ5:00には首都高に乗った。


日帰りなのでたいした準備もない。温泉セットぐらいだ。


渋滞も事故も忘れ物もなく、寝不足をものともせず東北道北へ。休憩もなしで一気に福島まで300km。




福島の空の素朴さ。
空マニアのサンテグジュペリなら何と表現するだろう。



観戦編へつづく
福島・国体東北ブロックFC東京グループを見て秘湯に浸かってきた(観戦編) - 第53回暇つぶし杯

失敗しないバレーボール観戦と旅【準備編】

 

 

スポーツは生観戦を味わうのが1番。

だがしかし、少ない休みに少なくない旅費を投じて遠征しても気絶するほどしょっぱい試合を見届け苦行を虐げられる日もある。

 

休日は会社から1mでも遠くに離れたい。知らな~い街~を~歩いて~み~た~い~ど~こか遠くへ~行~き~た~い

 

ロッテの勝利が見たいから

行くぜ北へと南へと

みんなが夢見るその日まで

クレイジーに弾けよう

(千葉ロッテマリーンズ応援歌)

 

わたしはプロ野球千葉ロッテマリーンズの応援をしています。Vリーグで応援しているFC東京はいつも苦戦を虐げられ、「勝つところが見たければ勝ちそうな気配のあるカードを目指してこっちから北へと南へと行くしかない」と山師のような勘を働かせ、シーズンで3勝しかできなかったシーズンで2遠征2勝を勝ち取った経験から気をよくして遠征するようになりました。

 

だがしかし、どんなに声を枯らして応援しても無力。

しょっぱい試合を見たときに遠征のコスパはどうなのか問いただしたところでストレスになるだけでチームは急に強くはならない。

 

遠征の満足度は試合結果に左右されないよう、旅に重点を置く。

山歩きで自然に癒され自然に囲まれた露天風呂に浸かりリラックスしその行程の中でバレーボール観戦もする。

 

趣味である山歩き、温泉をセットにする。

最近はそうした遠征に興味を持つようになった。

 

自分の休日の満足度を選手やチームに依存したくない。まして出費の見返りを運営や機構や協会に委ねられるか?

 

答えは明白だ。旅に重点を置こう。

good luck

 

ちょっとばかりの山旅で得た旅にも使えるギア紹介や貧乏人ファストトラベルの知見を共有しようとかー、1人でも多くバレーボール観戦にーとか思わなくもなかったけど、結果は立ち寄り温泉とハイキング入門~時間と荷物の軽量化~最終的に忘れ物防止の自分用メモにしかならなかった。

 

バレーボール観戦あまり関係ない。

 

 【忘れ物チェックシート】

※思い出したら都度追記

観戦チケット(ほぼ当日券だが遠征して当日券販売がないと悲劇)、移動のチケット、現金、交通系ICカード、パンフレットやチームの顔(個人的訓練の結果V1は無くても可)、眼鏡、折り畳みクッション(山でも使える)、スリッパ(会場による) 、寒ければ膝掛け(膝掛けにも重ね着にもなる薄手のダウンやフリースなど)、ホカロン、熱けりゃ扇子、ポエム帳、応援グッズ(マフラータオルなど)、充電済みのスマホ(充電機)、カメラ、食料は現地で売っていないと思おう。天気によって折り畳み傘。油性マジック(普段は出待ちしないが地方体育館の旭山動物園ペンギン状態=試合後の選手がノーガード無防備に退場していくサマ、を前にするとハシャギたくなる。)お手拭き除菌シート、化粧品、腕時計、家の鍵、予約した宿の連絡先。家を出る前に試合中継の予約録画も忘れずに。※目薬、クリップ📎(複数コート同時進行時にパンフレットの該当ページをこうしてあーする為)

 

ここまでは日帰り観戦でもお馴染みの持ち物。以下、1DAY🗻♨🏐を楽しむ準備。

 

★★★温泉セット

荷物の隙間に収まる小説程度のサイズにパッキング。

手ぬぐい(もしくはペラっペラの温泉タオル)、髪を束ねるゴム、石鹸類、個人的に体はごしごし洗いたいので使い慣れたナイロンタオル、ヘアブラシ、歯磨きセット

上記を15cm×15cm程度のファスナー付きビニル袋に収める。

こんな感じ↓コンパクト。これだけで温泉オプションを楽しめる。

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★★★ファスナー付きビニル袋(通称ジップロック)
写真のパンダはFlying Tiger Copenhagen という雑貨屋で購入。本物のジップロック級の水漏れに対する信頼はないが、濡れた温泉グッズをバッグの中に入れる程度には信用できる。

小物、化粧ポーチ代わり、充電機、おやつなど小分けにしてこの形状のパックで旅行バッグに入れる、ちょこちょこ食べて出るおやつのゴミ袋など、何枚も使用。おやつなどガサガサ音の出る袋を嫌うので移し変える。雑貨屋で見つけたら即買い。(IKEAのものは即日破れる耐久性に難あり)

 

真っ昼間に自然の中で湯につかり「うぇーい」と息を吐くと、大抵の事はどーでもよくなる。

 

よく温まる良いお湯はサーっと体から引いて乾くので大きなタオルはいらない。荷物になるだけ。(と温泉宿の女将に諭された)

機能性速乾タオルも試したが手ぬぐいのコンパクト性に軍配が上がった。

行く先々でかわいい~と次々手ぬぐいを購入する浪費癖を「無駄遣いではない」と言い張るために実用。

濡れたタオルを持ち歩くのは厄介なので、ここで応援グッズのタオルは使わない。

町外れの源泉かけ流し湯の立ち寄り湯や銭湯は石鹸類の設備がないケースも多いので常に持参。大した荷物ではない。

髪の毛を洗う、乾かすはとても時間を費やすので宿泊先で済ませておく。立ち寄った温泉では余程汗をかいてなければ髪は洗わないで毛繕いする程度。

 

山登ラーなど初対面から裸の付き合いになるも関係もあれば(ドキ☆混浴もあるよ)、同年代でも温泉宿以外の温泉を体験した事がない街のお友達に遭遇する事もありカルチャーショック。自然の中のお風呂の解放感は格別なので多少のホスピタリティの欠落には目を瞑りレッツ・エンジョイ・温泉。

 
★☆☆軽食
ホテルの朝食ビュッフェは宿泊代+1,500円だと正気になるとべらぼうに高い朝食でその金額に目の前が白くなるが慣れない旅先で早朝から開いてるお店を探すよりパフォーマンスが良いので利用する。それでも6時半~だったり7時~だったり。
遠征先のホテルを出て電車の始発から行動開始したい場合など、営業開始を待っていられないスケジュールもある。
節約のためにも宿で出かける仕度をしながら次々口に入れてくモーニングスタイルも旅先では多い。メニューはパンだけでは虚しいので、スープやプチトマトや果物をホテルに持ち込む。
スープはお湯をかけるだけで美味しく召し上がれる無印やアマノフーズのドライ。
これは山行の前泊だが↓時計を見ると朝3時。そういう事。

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⚫コーヒーはインスタントドリップ

自然の中で美味しいコーヒーを飲むと大抵の事はどーでもよくなる。

⚫おやつはジップロックに移し変えたりボトルに詰める。上の写真の奥、100均で購入した透明ボトルの中身は小魚&クルミ多めミックスナッツ。他にシリアルやドライフルーツなども良い。

山の人はこうしてる↓

★★☆高い保温力のステンレスボトル

山歩きして自然の中で飲むコーヒーはめっちゃ美味しい。「美味しいコーヒー飲みたいなー」は山に登る理由の1つ。

またJFE体育館(千葉)などの極寒会場や、真冬でも「つめた~い」飲み物しか自動販売機になく発狂しそうな会場でも精神状態を保てる。冬の極寒会場は即ち火気禁止のアウトドア。バレーボール観戦自体が十分な情報がなくサバイバル。

山専ボトルは大変優秀だがそれなりに重くお値段もそれなり。

 

★☆☆食器

という訳で食器が必要。スープカップとマグカップはチタン製。軽くて丈夫、手術にも使われる金属で衛生面もよろしい。旅行中は除菌シートで拭くだけ。カトラリーもチタンにするとムードがイマイチなので木製にしている。勿論、時間的・予算的に全て外食が出来れば不要だが、どうしても自然の中でコーヒーが飲みたくて(略)

余裕があればガスバーナー持って行って湯を沸かしたり朝食にトーストや厚切りハム、チーズを焼きたいがいよいよバレーボール観戦全く関係なくなるので省略。

⚫除菌シート

100均などでケチらないでメーカー物がよい。山歩き後の埃っぽい靴を拭ける。

⚫化粧品

デパコスの試供品は積極的に提供を受け旅行の為に備蓄。日焼け止め忘れずに。フル武装メイクは諦める。くり出し式のアイライン、ライナーは捨てる寸前のものを旅行用に取っておく。そんなとこでも軽量化を忘れない。アイシャドウなど粉ものは粉砕するので量の少ないプチプラ。

 

【服装】

休日に着るものがゴルフウェアしかないお父さんのように山ウェアで観戦するのは恥ずかしい。本格的に山に登る訳ではないので動きやすいカジュアルな街着。キュロット+タイツなど。温度調節のため靴下を履き替える、足湯だけでも、というケースを想定するとタイツというか足先が抜けるレギンスがベター。

⚫帽子、首を巻くもの

冬のV.LEAGUE、夏日になりがちなGW黒鷲。温度調整、紫外線防止には小物が活躍。山歩き時の首回りは応援グッズのタオマフや手ぬぐいも活躍。

衣類が多い場合、圧縮するには登山用のスタッフバッグがとても優秀だがそれなりのお値段。風呂敷も優秀。

【靴】

足の爪は必ず切っておく。トレッキングシューズを作っているメーカーのスニーカーやアプローチシューズが良い。未舗装の凸凹道も足に響かない靴底のホールド、クッション性は一般的なスニーカーに比べ歩行感や疲労感が全然チガウ。

⚫メモ帳とペン

無印のパスポートサイズを愛用

温泉やハイキングなど何もお土産を買う場所がないところも多いので記念にスタンプだけする。

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写真のスタンプはバレーボールファンなら足を止めたくなる「岡谷駅」のスタンプ。少し市街地を外れただけで電波は裏切る。圏外は電波を探す仕事のため充電の消耗が激しいためスマホは切る。ルートやスケジュールはメモ帳に書いておく。

⚫車の免許証、ETCカード

気が変わったりレンタカーで行動する可能性ある。

⚫トイレットペーパー

ハイキングコースのトイレ備品は限られているのでクルクルと3m程切ってファスナー付きビニル袋に入れて持ち歩くと安心。

 

というように持ち物アイテムは増えるが朝食を済ませてしまえば、観戦以外に増える荷物の容積は今治製タオルマフラー1本分程度。

 

【コースタイム】

山歩き2時間以内、温泉1時間、移動1時間→午後から観戦が目安。美術館や有名どころの観光スポットなど開場時間の関係や休日の混雑で試合開始が気になってしまう。日の出から行動できる山は良いぞ。

 

【これまでに1DAY🗻♨🏐実行済み体育館

大阪市中央・丸善インテックアリーナ

奥座敷武田尾温泉と過去にSLが走っていた渓流沿いの福知山線廃線ハイキングはもう1度行きたい。

東海大学湘南校舎

イカー利用(敷地内の駐車は事前確認)、早朝山梨や丹沢登山と温泉

松本市体育館

浅間温泉郷は会場からバスで10分

市内にも鉱泉がありいくらでもアレンジできそう。

 

【今後狙っている体育館】情報募集中

⚫大分ほにゃらら

来季V.LEAGUEがどこの体育館で行われるか把握していない。憧れが強過ぎて手が出せていない未踏の地。

⚫草薙

ポテンシャルが高いのにいつもガラガラで勿体ない。

福井市体育館

関東から陸路で検索するとフォッサマグナをぐるりと迂回する長距離ルートでフッと笑っちゃう。ドーナツ化。小松空港に飛ぶべきだがどうしたもんか。

 

などなど年号改変10連休を病床で過ごしているため暇潰しに今後の計画、お得な交通手段を調べて書き出したいと思ったり思わなかったり。慣れないことをして既に力尽きた。

 

聞いて下さい。曲は「ヘモグロビンが足りない時に歌う歌」。