2021.10.17
パナアリ×国宝姫路城
9月頃でしたか、ブラタモリを見ていて「V.league観戦に絡めて国宝5城(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城)に行けないものか」
「パナアリと姫路城は絡められます。」そんなレスポンスを頂きました。
どどん♪
【二泊三日、尾張美濃・近江・播磨】国宝3城を巡る旅 V.league開幕3戦観戦ツアー最終日です。
V.leagueが1会場2試合だったのがコロナの影響かホーム&アウェイの影響か1会場1マッチに変わり、「もの足りない」と思う方もいると思いますが、観戦だけでなく観光も色々と盛り込めるようになりました。
1日目 愛知県ウィングアリーナ刈谷観戦の前に国宝犬山城
3日目 兵庫県の国宝姫路城からパナアリ
1日目は犬山城の前に岐阜県にある鳩吹山でハイキングをしたので
岐阜県・愛知県・滋賀県・京都府(立ち寄り)・大阪府と続きまして6県目の兵庫県です。
前日のアクテビティ
前日はパナソニックパンサーズのホーム大阪府枚方のパナアリ(パナソニックアリーナ)で観戦を終え、姫路との間にある明石大橋が眺められるホテルに宿泊しました。
●3日目
0600 おはよう
朝の明石大橋
残念ながら雨模様。晴れていれば淡路島と朝日を見に行く予定でしたがやめました。
朝はホテルのモーニングより早く出発するので、ホテルの部屋で持ち込みのパン+スープ+シャインマスカット
このモノクロな景色を見ながらいただきました。
姫路に着くと好天♪姫路の駅を出て、大通りからでもその姿が目に入ります。お空に浮かぶ白鷺城
昨日一昨日に攻めた犬山城・彦根城とは圧倒的にサイズ感が違う。
天守を攻める前に天守を縁取る櫓(やぐら)から
百間廊下とよばれる長い長い回廊。
1間が約182cmなので、誰ですか?オミが181cmなのでオミが横になって100人分以上(比喩です)
廊下の先が見えないほど、ほんとに永遠続きます。
前日に歩いた彦根城の櫓(やぐら)は、進行してきた侵略者を射つ気まんまんのヤグラでしたが、ここ姫路城は8畳ほどの個室が連なった長屋兼防壁の造りです。
長~い廊下は武器庫を備え、敵の攻撃からディフェンスし漆喰の塗り壁が城下町からの火事の延焼をディフェンスします。
へー。
ここはプリンセス・オブ・プリンセス、姫の中の姫、千姫様の女中さん達の長屋だったそう。
女中さんもしっかり瓦屋根と漆喰の壁と板の間のある住居で暮らしてたんですね。
この長い長い廊下の先には千姫の支度金でこしらえた化粧櫓(やぐら)があるそうで楽しみにしていたのですが…
展示会の準備中で非公開という仕打ち。え…外からでもダメ?
準備中の展示は10月30日から見れるそうです。豪華な着物も展示されるそうです。別料金になります。
という事を目が点になってる私にスタッフのお姉さんお兄さんが説明してくれたんですが。
えーーー今まで歴史にはあまり興味がなかったけど見たくなっちゃうじゃん。
外から見た化粧櫓(やぐら)
陽当たりがよく、景色が眺められる特等席。さすが姫だよ。
犬山城・姫路城に感じなかった女っ気があります。
天守までまだこの距離。
ひたすら姫路城自慢の白塗り壁の通路を歩きます。
楽しい。お天気に恵まれてヨカッタ。
ちなみに久しぶりの遠足のため両足にえげつない程のマメ、水ぶくれが複数できていますが、顔に塗る高級保湿クリームを惜し気もなくたっぷり塗り込みバンソコウを二重張りにする応急措置で問題解決。
今日もるんるん(死語)でお散歩です。
いよいよ大天守内部。
内部はただただだだっ広いです。
私が気に入ったのはこの小部屋「武者隠し」
隠れていた武士が「わあ!」と登場して敵を驚かせるんでしょうか。
この両サイドのぶっ太い通し柱。
5階建ての下から上まで通って城を支えてます。
太い。こんな太い柱は無いよ。
大工さんの大仕事。
続いて瓦職人の大仕事。
瓦にイメージカラーの漆喰を塗り込んでいます。
大変だなー。この巨大天守閣に瓦がいくつあると思ってるんだ。
景色も素晴らしい。城下町を見下ろすまさに上から目線。
見学タスクを消化すると、巨大天守を間近で見上げられます。どどん!まさにそんな効果音が聞こえてきそうな圧巻の全貌。
前日に見学した国宝ひこにゃんと比べてみましょうか
プチ♥
血生臭い戦国時代に築城されたやる気まんまんの戦闘タイプの彦根城に比べ、姫路城は少し戦乱が落ち着いた関ヶ原以降の建物だからでしょうか(歴史オンチ)
人工(にんく)も資材もふんだんに使い、支度金をしこたま持ち込んで嫁に来たお姫様や大勢の女中さんも住む巨大な城。
彦根城が戦闘型リベロならば姫路城はピークを過ぎた大型イケメン助っ人外国人といった風貌。
他にいい例えがあったら教えてください。
1057姫路発 新快速
大阪駅で環状線に乗り換え
京橋で京阪に乗り換えて枚方公園を目指します。
もう覚えました。
姫路から大人の財力を使って新幹線という手もありますが、座り心地のいい新幹線に乗ったら「寝たら東京」という気もしなくもない短時間乗り換えは落ちつかないので、在来線でも爆睡でしたが。
お腹がペコペコだったので昨日の晩酌と同じ大阪駅構内の「駅ナカ酒場麺亭しおつる」でランチセットのブリ丼とうどんのセットを頂きました。ブリがトロトロでめちゃめちゃ美味しかったです。
うどんとセットで800円台の庶民価格ですが、トロトロのブリに添えられた薬味やちっちゃいカボス(?)この手間と世界観を見たらお店側の意識が伝わります。お店もまだ新しく清潔で慌ただしい旅の中で癒されました。いいお店を見つけた。
姫路城からパナアリまで約100km2時間。江戸の墨田体育館起点なら水戸、日光、小田原城までの距離か。よくこれを私に勧めたな、と正直思いました(笑)
お腹も満たされパナアリに出陣。
13:20頃会場入りしました。
パナソニックパンサーズvsウルフドッグス名古屋
結果
3-1でパナソニックパンサーズの勝利。パンサーズファンにとっては昨日の残念感を振り払ういい試合でした。ナイスゲーム。
序盤はオミと山内のコントロールサーブで正確に崩し、苦し紛れの低いレセプションを誘導、192cm長身セッター永露の武器を奪い昨日のVOM高梨、永露をそうそうに交代に追い込みます。
クビアクの決定率があまり高くないのはブロックに当て永野がフォローする前提。この二人はボケと突っ込みのコンビです。トランジションを繰り返し勇ましくラリーに持って行きます。そこで躍動したのが大竹・山内、小宮、そして仲本
昨日、ソウゴのリザーブで入った仲本はこの日スタメン。相手若手OHの勢いに押され気味で動きが固く対角のクビアクが厳しい表情で注文を付けている様子もありました。妄想「お前は全力を出せ、1人が迷うとチームも迷う。ブロックのここ(手のひら指して)を狙え、チームのためにファイトしろ」妄想ですけど普段のクビアクのインタビューを聞いてるとあながち的外れではないと思います。
永野も仲本を支えます。
レセプションで構えれば「ナイスパスナイスパスナイスパスナイスパスナイスパスナイスパスナイスパスナイスパスナイスパス」と呪文を唱え続け、Aパスが返ると「はぁい♪ナイスパァス♪」と大声で称える。相手サーバーは嫌だろうなw
爆笑しました。
昨日はベテランに鞭を打たれないと動けないのか若猫たちは、と若干イラつきましたが、いいのです。ベテランがいて若手もいる。今のメンバーでベストを尽くす。それが自然。
帰りは京都駅から19:30頃ですかね新幹線に乗車。
節約旅をするなら事前予約ですが、バレーボールは試合時間が読めないし時間に縛られるのも疲れたので当日自由席。すぐ乗れるぞみ号でビュっと帰りました。
今回もよい旅ができました。
詳細は後日追記します